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前谷津川周辺の谷戸と水路敷(出井川)その4
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城山通り
城山の南側を登っていく城山通り。通りの右(南)側が谷になっている。
ここからの写真は2020/2/15撮影。
谷底
城山通りから谷底方向を見たところ。階段はまだしも左側の坂道を降りていくのはかなり危ないのでは。
谷頭
城山通りの南側に谷頭があるのがわかる交差点があった。
志村第三公園の谷
さらに東側、志村第三公園に向かう谷間がある。
西側
駐車場越しに見える谷間西側の崖。
志村第三公園
志村第三公園が摺鉢状の谷頭になっている。
見次公園
東に進んで見次公園の谷を見る。大きな池を含む見次公園全体が窪地となっている。
ここからの写真は2020/2/11撮影。
湧水
見次公園奥の崖下には、現在でも湧水が出ているようだ。
高速下
首都高速の下には、水路を模した遊歩道が作られている。
川筋
今度は出井川の南側。志村第三公園からの流れが出井川に合流するあたりから南を見たところ。なんということのない道路だが、古地図ではここに川筋が描かれている。
ここからの写真は2022/7/30撮影。
常楽院
真言宗豊山派の寺院である常楽院の塀沿いに進んでいく。このあたりでは関東大震災後の昭和初期に区画整理が行われた際に複数の遺跡や土器が出土している地域で、常楽院には弥生時代末期の「前野町式土器」と名付けられた土器が収蔵されているということから、土器寺という異名があるそうだ。
坂
常楽寺を離れ、南へ向かって坂を上る。矢印のところに水路敷が残っているのが見えてきた。
残区画
オフィスビルと分譲住宅地の間に取り残された水路敷があった。入っていくのは難しそうだ。
谷頭
南側に回り込んでみたところ。マンション脇の道路はかなりの斜度で谷底へ下っており、写真左のバイクがあるあたりが水路敷の上流端となっている。古地図の川跡もこの辺りから始まっており、古くは湧水があったのだろう。
前野熊野神社
さらに南側を上流へ。ビバホーム板橋前野店の西側、前野熊野神社との間を通る道を中心に水路敷が残されている谷がある。
ここからの写真は2020/2/11撮影。
不動明王
熊野神社の崖下には、不動明王像が安置されている。御供物が多く人気があるようだ。
工場
工場脇の路肩部分が水路敷だったと思われる。
階段
水路敷らしさが現れるのは次の交差点。坂道(前野本通り)の途中に交差する形になっているのだが、水路敷部分だけが階段になっている。
歩道
交差点の先は嵩上げされているようだが、右側に不必要に幅の広い歩道があり、水路敷であることが想像される。
幅
少し進んだところで歩道はいきなり幅を狭くする。もともとの水路敷はこの幅だったのだろうか。車道と比べ、歩道側が一段低くなっているのも気になるところだ。
ガードレール
交差点を越えると歩道と車道の高低差はなくなり、その先でガードレールも終わっている。
隙間
道路は突き当たりなり、一見水路敷も終わっているように見えたが、少し左に行ったところに続きがあった。

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