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前谷津川周辺の谷戸と水路敷(蓮根川・坂下の水路敷)その2
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西台駅へ
続いて合流点まで戻って西台駅へ向かっていこう。相変わらず幅の広い水路敷は自動遊園として使われている。
並木
自動遊園を抜けると大きな木が水路敷の両脇に並んでいる場所に出た。
団地
並木道を抜け、団地の中央を通る道路へ。
歩道
団地の間に広がる巨大な歩道。おそらく水路敷は歩道右側の部分だけだと思うのだが、それでもかなりの幅がある。
遊歩道
その先では両脇を道路で挟まれた遊歩道となる。
大蛇?
都営三田線が見えてきたところで自動遊園となっている水路敷に巨大な蛇と思われるオブジェが。
謎空間
都営三田線に沿って広がる謎の空間。
高架下へ
西台駅の手前で水路敷は都営三田線の下を南へくぐっていく。
鉄橋
川跡を渡る鉄橋。向こうにショッピングセンターが見えてくる。
ダイエー
ショッピングセンターは最近あまり見かけなくなったダイエーの西台店。なんと水路敷はこのショッピングセンターの中央を通り抜けているのだ。ただしくは、水路敷の両岸にビルを建ててショッピングセンターにしたというべきだが。
通り抜け
空中通路の下をくぐり抜けていく。
高島通りへ
ダイエーを抜けて、水路敷は高島通りへ向かって右(西)へ曲がっていく。
西台駅前交差点
西台駅前交差点に出たところで水路敷は終了となる。かつては正面方向に水路があり、前谷津川から水を引いてきていたようだが、高島平地区の区画整理で失われてしまっている。
蓮根馬頭観音
西台駅交差点の少し東側にある蓮根馬頭観音。両脇に庚申塔文字塔と青面金剛庚申塔を従え、馬頭観音像は立派な祠に納められている。
馬頭観音
ガラス越しに馬頭観音像を見る。あちらこちらと修復の跡があるが、大事にされているようだ。頭が馬になっているのではなく、頭上に馬頭をいただく形の像になっている。元禄11年(1696年)の開基という説明書きがあり、かつて徳丸ヶ原、志村ヶ原などと呼ばれた広大な低湿地が耕作地として整備されていく過程で、農耕に使われる牛馬の守護として祀られたのだろう。
稲荷氷川神社
高島通りを蓮根川の河口まで戻る途中で見つけた稲荷氷川神社。このあたりに人が住み始めた頃からあった稲荷神社に氷川神社が移転してきたものという。

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