続いて、最初の合流点まで戻って蓮根川本流を見ていこう。
環八沿いを若木から相生町、坂下、東坂下と流れてくるのが元々の蓮根川ということになるようだが、この流れも農地の整備によって何度か付け替えられているようで、オリジナルの流路はよく分からなくなっている。
東坂下の合流点から直進方向を見たところ。まっすぐ並木道の遊歩道が続いている。
ここからの写真は2020/1/5撮影。
遊歩道はすぐに中山道に向かっていく。
中山道から下流方向を振り返ったところ。ここにも蓮根川緑道の看板と銅像がある。
中山道を渡る歩道橋から西側の水路敷を見る。この部分には「はんの木児童遊園」という名前が付けられているが、榛の木(ハンノキ)というのは低湿地に自生する落葉高木で、田んぼの畦道に植えて稲を干すのに使っていたというので、この辺りには昔は結構植えられていたのだろう。公園に植えられている木が「はんの木」なのかどうかはよくわからない。
マンションの間を幅の広い水路敷が児童遊園となって抜けていく。
水路敷は左にカーブして行き、高島通りへ向かう。
稲荷氷川神社の東側で高島通りを越えると、南側は「えのき橋児童遊園」に変わる。この先しばらく同じ名前なので、実際のえのき橋がどこにあったのかよくわからない。
遊具が置かれていない児童遊園は西友蓮根坂下店の裏を抜け、志村五中の北側にあるマンション建設地でいったん流路を失っている。
正月で工事をしていないので、工事現場を覗かせてもらうと水路敷部分が敷地内に残ってはいるようだ。志村五中の方に向かって未舗装の敷地が伸びている。
マンション建設地の西側に回ってみた。こちら側は水路敷部分が通路としてきれいに整備されるようだ。
上流方向。西側にもえのき橋児童遊園が続いている。
御成塚通りで南側から水路敷との交差部分を見る。マンション手前にある水路敷よりも奥の方が下っているように見えるが、水路に架かる橋に向かって嵩上げされた道路の名残なのかもしれない。
御成塚通りの西側には、犬を入れても良いというノボリが立っていた。次の道路までがえのき橋児童遊園ということで、その先は坂下二丁目児童遊園に名前が変わる。
だいぶくたびれているが、坂下二丁目児童遊園の文字が読み取れる。ちなみにこの裏側の道路に面している方の看板はきれいに整備されているのだが…
進んでいくと水路敷は南に向かってカーブしていく。
曲がった先の道路(志村坂下通り)を渡ったところからは、むつみ橋児童遊園に名前が変わる。都営三田線を越えるあたりまで同じ名前なので、やはりどこがむつみ橋だったのかはよくわからない。
細長い児童遊園だが、久しぶりに児童遊園らしい設備があった。
蓮根川緑道は脇から道路が合流してくる場所がほとんどないのだが、このあたりだけ左右から合流してくる細い道がある。