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桃園川の水路敷群(三味線橋〜高円寺橋)その5
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狭間
さて、はかはら公園の中に入っていってみると、公園の西側に両側をフェンスで囲まれた空間が残っていた。おそらくはこれが水路敷であろう。
ここからの写真は2020/8/23撮影。
フェンス
公園の北側ではフェンスの隙間がなくなっているので水路敷はよくわからない。そのまま水路敷の跡は民家の敷地に巻き込まれてしまう。
隙間
公園北側の道路まで回ってみると、下流方向に向かって水路敷と思われる藪が残されていた。
上流側
上流側には入っていけないが蓋暗渠が残っているようだ。
水路
扉の上から水路敷を覗き見る。途中までは民家の出入り口として使われているのかもしれないが、奥の方は閉塞しているように見える。
上流端
さらに北側の道路。高円寺北一みどり公園から下流方向を見たところ。フェンスの直前まで水路敷が残っているが、どうやらここが上流端ということになるのだろう。
キャンパス
水路敷の東側には、帝京平成大学と明治大学の中野キャンパスが広がっている。ここは古くは徳川綱吉が犬屋敷(お囲い御用屋敷)を建てたあたりで、旧町名を囲町といったそうだ。その後陸軍電信大隊などが施設を構え、戦後は警察大学校などがあった。
蓋暗渠
さて、一度桃園川緑道まで戻り、今後は高円寺橋東側の蓋暗渠を進んでみよう。
ここからの写真は2020/8/2撮影。
舗装
蓋暗渠は1ブロックで終わり、その先はアスファルト舗装された細い水路敷が続いている。
狭路
さらに細い小道になっていく。
草
左右から雑草が迫ってくるがなんとか進んでいけそう。
車止め
車止めの先は藪になっていて通れそうにない。
藪
通れないが水路敷は続いているようだ。
工事現場
北側の道路に回り込んで工事現場越しに車止めがあった下流方向を見たところ。
道路
そこから北向きは1ブロック分道路になっている。
緑
道路の北、緑色の車止めの先は自転車駐車場と化していて、入っていくのは難しそうだ。
環七
上流はやや西に曲がりながら環七通りに接していた。
※この写真は落書きを目立たないように加工しています。
続き
環七の西側にさらに上流部分が続いているが、水路敷としてはこのブロックで終わりとなり、突き当たりの耳鼻咽喉科医院から先は辿ることができない。
ここからの写真は2020/8/23撮影。
水路敷
北方の道路に回り込んでみると、途中まで水路敷が残っていた。
開渠
さらに上流は途中まで開渠が残っている。
ガード下
ひとつ北の道路は中央線のガード下。微妙に谷があるように見えるが、この道路からは水路敷はよくわからない。
座・高円寺
谷筋はそのまま中央線の北側へ抜け、座・高円寺の西側あたりから始まっていたらしい。

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