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貫井川(NTT西練馬ビル〜環八南田中)その2
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環八の向こう側
環状八号線を西側に渡った先に、貫井川の水路敷が続いている。
隙間
左側のマンションは環八によって対岸から切り離された飛び地のような場所に建っている。ただし、住所としては水路敷を挟んだ向かい側の方に統合されているようだ。
ふたたび環八
あっという間にふたたび環八に戻った。もう一度環八を越えて、対岸側の水路敷をたどっていく。
富士見台人道橋
ちょうど水路敷があったあたりの場所で環八をまたぐ富士見台人道橋を渡っていく。
非常口
渡った先にあった謎の構造物は、実は環八トンネルの非常口。
お別れ
水路敷はここでいったん環八と別れ、西武池袋線に向かっていく。環八で中途半端に切り出された写真右側の三角州状態の空き地は、空中写真を見ていくと畑、団地、森、空き地と変遷していっているようだ。
水色ペイント
都営練馬富士見台三丁目アパートの脇では、おなじみのペイントが姿を見せる。
インターロッキング
最後にインターロッキング舗装が現れ、西武池袋線の高架下へ潜り込んでいく。
地図
さて、ここからは今回のコース後半。西武池袋線を越え、もう一度環状八号線に出会うまで。ロールアップで見る昭和22年(1947年)の空中写真では、ひたすら畑と思われる場所を抜けていく。
途中までは富士見台二丁目と南田中三丁目の境になっている。
蓋暗渠
西武池袋線の南側。どこに水路が抜けているのか探しあぐねていたのだが、よく見てみると写真正面の店舗の間が蓋暗渠になっているではないか。練馬区内では、この手の蓋暗渠はわりと珍しい。
人通りがある場所でもないので、すっかり店舗の物置スペースとして活用されているようではある。
橋?
蓋暗渠の反対側はしばらく歩道となっているが、石神井東小学校の正門前でいきなりコンクリ舗装の橋のような跡が残っている場所がある。写真は上流側から見たところ。奥に欄干のような構造物もある。
それにしても、ずいぶん幅の広い橋だ。
付近の昭和38年(1963年)の空中写真。前後が開渠で、小学校の前だけ橋が架かっているのがわかる。
50年以上も小学生の登校を支えてきたわけだ。
歩道
小学校の南側を歩道として進んで行く。
水路敷
途中、車道だけ左に曲がってしまい水路敷は真っ直ぐ抜けていく。その先では、今度は右から来た車道と合流する。
脇道
さらに歩道を進んで行くと、途中で左側に水路敷らしき未舗装の脇道と出会う。
狭く
また歩道部分だけ水路敷になって向こうへ抜けていく。
植え込み
その先はきれいに植え込みが整備された場所を抜けて、また狭い水路敷に。
右の道はすぐそこで環八が出てしまうが、左の水路敷を進む。
水路敷然
1ブロック進んだ先は、いかにも水路敷然とした薄暗い空間に。
環八南田中
しばらく進むとサミットストアの裏側で環八南田中交差点に突き当たって、今回の探索は終了。
この先水路敷は環八と笹目通りの向こうへ続いている。

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