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善福寺川周辺の水路敷群(松庵川/大宮前大下水上流)その3
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すぎナビその3
すぎナビで高井戸第四小学校から上流端を見る。
上流端は現在の吉祥女子中学高等学校あたりにあったとされ、その近辺には甲武鉄道(現在の中央線)敷設工事用度の採掘で出来た窪地(女窪と男窪)や、紺屋窪という窪地があり、松庵川(大宮前大下水)はそれらの湧水や下水を流すために作られたという。
パンダ
高井戸第四小学校近辺にあったパンダの止まれ標識。
天狗湯
付き物の大きな煙突が見えないのだが、天狗湯という風呂屋の上にアパートがある建物。
北へ移る
天狗湯の先で水路敷は道路の北側へ移行する。
松
松の木を眺めながら進んで行く。
行き止まり
写真奥の建物で水路敷が行き止まりになっているように見える。
フェンス
水路敷は道路の北側のフェンスの奥に続いていた。
開渠?
フェンスの奥は草むらになっているが、開渠が残されているようだ。
北側
北側の道路に回って見た。南から上って来た水路敷はこちらの道路まで繋がっていないが、道路北側に水路があったと思しき空間が見て取れる。
ここから水路は西に向かっていたのだろうか。
まだ北へ?
ところが、同じ場所から北へ向かってさらに水路敷らしき蓋付きの側溝がのびていた。
行き止まり?
奥の方は蓋暗渠のようにも見えるが、フェンスに阻まれ、その先では藪に紛れて行き止まりになっているようだ。
こちらには進めないので西へ向かう。
ここから写真は2017/10/28撮影。
行方不明
西側の道路(大和通り)を北向きに見る。ここから先、しばらく水路敷の行方を追うことができなくなる。このあたり一帯は窪地になっているが、一見水路敷らしい場所は見当たらない。
西荻案内所が発行している「西荻まち歩きマップ」によれば、左手のマンション裏を暗渠が北から南へ流れていたという。
床や
窪地の北側にあるレトロな雰囲気の床屋とカフェ。
復活
2本西側の通りでいきなり水路敷が復活する。西へ向かって進んでみよう。
ここからの写真は2017/8/19撮影。
クランク
水路敷はクランク状に北へ、西へと曲がる。
猫
猫と水路敷。
行き止まり
ついに松庵川暗渠の上流端にたどり着いたようだ。トラックが止まっている奥のあたりで水路敷は行き止まりになっているように見える。
窪地
1本西側の道路を中央線側から見たところ。線路脇の側道からいきなり南側が窪地になっており、道路は崖に盛り土をして作られているように見える。
側道
中央線南側の側道を西荻窪駅西端から吉祥寺方向に見る。西向きに側道が下っているのがわかる。松庵川の出発点は、中央線を越えた北側にある吉祥女子中学高等学校近辺とされている。
工
おまけで、中央線から南にだいぶ離れた位置に見つけた「工」の字の境界標。

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