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永福町1号~6号踏切
![地図](osm_eifukucho.jpg)
OpenStreetMapで永福町駅から西永福駅を見る。
永福町は井の頭線では唯一待避線を持つ駅で、急行と各停の緩急接続が行われている。
永福町は井の頭線では唯一待避線を持つ駅で、急行と各停の緩急接続が行われている。
![構内踏切](eifukucho_01.jpg)
永福町駅ホームの西側には、現役で使用されていると思われる構内踏切がある。駅北側は永福町検車区の跡で、現在も駅西側には工事用車両の留置線があるためそこへ向かうために使用されるのかもしれない。
このページの写真はいずれも2023/12/10撮影。
このページの写真はいずれも2023/12/10撮影。
![引込線](eifukucho_02.jpg)
現在は京王バス永福町営業所となっている検車区跡に残る留置線。現在でもバス営業所側から車両の搬入などが行われるのだそうだ。
![永1](eifukucho_03.jpg)
留置線の西側で荒玉水道道路(都道428号高円寺砧浄水場線)が線路を渡る永福町1号踏切。
![昭和23年](eifukucho_s23.jpg)
永福町2号踏切は廃止されているが、その位置は国土地理院Webサイトの昭和23年空中写真(米軍撮影)をみると1号踏切のすぐ脇に斜めに踏切があるのがわかる。前の写真で住宅とマンションの間を抜けて行く路地に向かってもう一つ踏切があったということになる。
ちなみに、この空中写真には永福町4号踏切らしき道路は写っていない。
ちなみに、この空中写真には永福町4号踏切らしき道路は写っていない。
![電話](eifukucho_00.jpg)
永福町1号踏切の吉祥寺寄りにある業務用電話機には、永福町2号というプレートが付いている。
![永2](eifukucho_04.jpg)
北側の路地から旧永福町2号踏切跡を見る。こちらからだと南側にもある路地に向かって踏切があった様子が想像できる。
![斜め](eifukucho_05.jpg)
永福町1号踏切側から路地に向かう道には、なぜか道の真ん中に歩行者専用道路の標識が建てられていて、車止めの代わりになっているようだ。しかし、標識が斜めに傾いているところをみると、こんなところに標識があると思わずぶつかった人か自転車か何かがあったのではないかと思わせる。
![永3](eifukucho_06.jpg)
線路南側に沿う道を進むと現れる永福町3号踏切。
![全国Q地図](qtile_e4_1961.jpg)
永福町4号踏切は全国Q地図の東京都3千分の1地図(1961〜1962年)などで、5号踏切のすぐ東側に記載されている。北側は農家で行き止まりの私道だったようだ。
![永4](eifukucho_07.jpg)
現在その場所は北側に杉並区立永福図書館へ向かう道路になっているが、南側はアパートの駐車場として使用されており踏切跡とはわからない。
![永5](eifukucho_08.jpg)
線路を斜めに渡る永福町5号踏切。架線柱が踏切の上空を跨ぐよう置かれている。
![永6](eifukucho_09.jpg)
西永福駅手前の永福町6号踏切。踏切の北側は商店街で、朝夕は車両通行止めとなる。
![構内踏切](nishi_s23.jpg)
最後に改めて昭和23年の空中写真を確認すると永福町6号踏切の西側、西永福駅のホーム脇に構内踏切と思われるものが写っている。
![西永福駅](eifukucho_10.jpg)
現在は橋上駅舎になっている西永福駅。構内踏切はおそらく写真右の階段したあたりを線路に向かって通っていたと思われる。