昭和34年(1959年)地理調査所発行1:10000「石神井」。
高架化が進み富士見台9号から11号までの3つの踏切は2011/4/16をもって廃止された。
右端が富士見台9号踏切、西武の「武」の字あたりが10号踏切、駅の東側が11号踏切だが、10号と11号の間にも道があるような…
2007/9/2撮影の富士見台9号踏切と、ロールアップで2018/6/17の姿。右手前の道路が高架の南側へ移設されたため、同じ位置での撮影は難しい。
同じく2007/9/2撮影の富士見台10号踏切と、ロールアップで2018/6/17の姿。自動車が通れる道幅に拡幅された。
2007/10/28撮影。富士見台10号踏切南側から石神井公園駅方向。
写真左の土屋クリニックと、その先にある荻野眼科医院の間、日影が切れたあたりに畑のあぜ道のようなものがあったらしいのだが、この時点ですでに痕跡すら見いだせない。左側の道路もなくなっている。
線路側にはちょうど渡り線があった場所だが、写真ではわかりにくいかもしれない。
2007/11/18撮影。踏切があったとおぼしきあたりの拡大写真。標識と人が立っているあたりか?
2007/10/28撮影。南側から見る。
架線柱のあたりが地図上は踏切らしき部分。北側には家並みの切れ目は見えるが、屋敷森のようになっていて踏切があったようには見えない。
さらに、
昭和22年(1947年)の空中写真を見ても踏み跡が明らかな10号踏切(写真右端寄り)と比べ、踏切らしきものの存在は確認できない。
はたして、この踏切は地図上だけの幻の存在だったのか、真相は依然不明なままだ。
最後に2007/3/17撮影の富士見台11号踏切と、ロールアップで2018/6/17の姿。一車線分しかなかった踏切が、片道一車線に拡幅されている。