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椎名町1号~10号踏切
地図
OpenStreetMapで椎名町駅~東長崎駅間を見る。
椎名町〜東長崎間の踏切は1号から10号まで欠番もなく現存しているが、その間にいくつか踏切らしきものが見つかる。
椎名町駅
改装工事中の椎名町駅。新しい駅舎もかなり出来上がって来ている。
ここからの写真は2011/7/30撮影。
ホーム
ホーム西側は古レールの柱を使った上屋が残る。奥に見える跨線橋も新しい駅舎が出来れば解体されてしまうだろう。
行き止まり
駅南口から西に向かったところにある行き止まりの道。
北側に道はなく(商店街の中)、ここは踏切ではなかったようだ。
椎1
椎名町駅ホーム西端にある椎名町1号踏切。写真左側のホームの下あたりをかつては谷端川が流れていた。
椎2
南向き一方通行の椎名町2号踏切。
新目白銀座住宅
このあたりは関東大震災(大正12年、1923年)のあとに新興住宅地として開発された場所だそうで、こんな碑が置かれていた。
皇紀2600年は、昭和15年(1940年)。日中戦争のさなかの話だ。
踏切跡...ではない?
その石碑を背中にすると、線路に向かって突き当たって右に曲がる道が見える。
線路の向こうにも道があり、一見ここは踏切跡に見えるのだが、昭和22年の空中写真では北側に道はない。
椎3
北向き一方通行の椎名町3号踏切。
旧踏切?
そして椎名町3号踏切の西側、長崎小学校正門から延びてくる道がここ。
こちらは昭和22年の空中写真では踏切だったように見える。
椎4
南向き一方通行の椎名町4号踏切。このあたりは車の行き違いが難しい細い道が続く。
椎5
ようやく両方向に通れる椎名町5号踏切。保健所通りという名前がついているが、踏切の北に進んでいくとあるのは池袋消防署の長崎出張所。
ここからの写真は2011/8/6撮影。
椎6
北向き一方通行の椎名町6号踏切。
踏切...ではなさそう
椎名町駅前にあった住居表示街区案内図では踏切でないところまで線路を渡っているように描かれているのだが、6号踏切の西側にある場所に実際行ってみたらうっそうと草木が生い茂る空き地だった。
南側は私道になっており、ここが踏切だった可能性は低そうだ。
椎7
椎名町7号踏切は車両通行止め。ここから9号踏切までは池袋線が北向きにカーブしているため、踏切の中で線路が斜めになっている。
椎8
7号踏切が車両通行止めだったのでここは南向きかと思ったが椎名町8号踏切も北向き一方通行。電柱に隠れるように蒸気機関車の踏切標識が設置されている。踏切直前にいきなり大型車通行止めの標識があるが、ここまで来てしまった大型車はいったいどうしたらいいのか。
椎9
今度こそ南向き一方通行の椎名町9号踏切。奥のラーメン店はまだ営業しているようだが、手前のスナックは閉店してだいぶたっているようだ。
椎10
東長崎駅東側の椎名町10号踏切。
カーブ
最後に椎名町8号踏切からカーブ越しに椎名町駅方向を見たところ。76543と来て線路を南に車が渡る2号踏切まで見通せる。このあたりの踏切間隔が短いのがよくわかる。
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