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東上1号〜8号踏切
地図
OpenStreetMapで東武東上線の始発駅である池袋から、2駅目の下板橋までを見る。
東武鉄道の踏切は、起点から路線別に通し番号が付けられているので、東武東上線は「東上○号」踏切となる。
現在池袋大橋のある場所よりやや南に位置するのが東上1号踏切になる(JR側では貨物線を橋で越えていたらしい)。
 
※踏切にある表示では「東 第○号踏切道」と書かれている。資料によっては「東上本線 第○号踏切道」と書かれているものもある。当サイトでは便宜上「東上○号」の表記で進めていくのでご了承されたい。
東1
西側から東上1号踏切跡を見る。左側の煙突は豊島清掃工場。
写真正面から左に上がっていくのが池袋大橋で、その袂あたりが元は踏切だったものと思われる。
このページの写真は特に記載がなければ2011/10/22撮影。
東側
東側は池袋駅前公園になっている。
昭和41年(1966年)に池袋大橋が完成したことにより、東上1号踏切は廃止されている。
水天宮
上の写真で左端に写っているのが池袋水天宮。昭和3年(1918年)に蠣殻町の水天宮から分社したものらしい。
しかし、周辺はなぜか猫だらけでさながら猫天宮であった。
軌道エレベーター
豊島清掃工場の煙突(高さ210m)を見るたびに軌道エレベーターに見えてしかたがないので、それっぽくしてみた(をい)。
実際には高緯度の日本で軌道エレベーターは作れないと思われる(苦笑)。 ※この写真は合成です。
東2
という冗談はさておき、北池袋駅南側にある現役の東上2号踏切。歩行者専用。
右奥はJRの池袋運転区がある。
北池袋駅
北池袋駅に停車中の普通志木行。TJライナーの車両で運行されていた。
堀之内踏切
この踏切、東側はJR東日本の埼京線(赤羽線)が通っており、反対側から見ると堀之内踏切となっている。東武の駅も、戦前は堀之内駅だったそうだ。
踏切警標の塗り分け方が東武とJRで異なっているのがわかるだろうか。警報機の音も異なるので、なんだか不思議な感じがする。
階段
堀之内踏切側はかなりの段差があり、階段が付いている。
東3
北池袋駅北側の東上3号踏切。西向きの一方通行。
第一雲雀ケ谷踏切
ここもJRと共用で、東側は赤羽線 第一雲雀ケ谷踏切となっている。
東4
東武とJRが分かれる場所にある東上4号踏切。
写真の後ろ側にはJRの第二雲雀ケ丘踏切がある。
東5
東上4号のすぐ北側にある東上5号踏切は歩行者専用。
東6
下板橋駅東側の東上6号踏切。踏切の南側はかなりの下り坂になっている。
東7?
東上7号踏切は廃止されている。地図上では、南側からはこの路地の先にあるように書かれているが…
行き止まり
路地の奥は行き止まりになっていた。しかし、柵の向こうにまだ道がある。
道の奥
柵の向こうは養生シートが敷かれた道になっていた。行き着いた先がおそらくは東上7号踏切の跡と思われる。
東7
東上7号踏切があったらしき場所を見る。
フェンスのある場所はかつて野球のブルペンのようになっていた。
電車の見える公園
2017/11/26に谷端川支流の探索で再訪した時の写真。上の写真で空き地になっていた場所は、電車の見える公園として整備されていた。
北側
北側から東上7号踏切跡へ向かう道。手前にある三の橋は欄干だけで、谷端川(やばたがわ)は暗渠になっている。
東8
下板橋駅西側の東上8号踏切。
東武鉄道は、奥に見える電留線側に駅舎を移動(東上鉄道の開業当時はここが始発駅であり、駅舎は電留線側にあったそうだ)し、その上に大学病院を誘致する計画を立てている。

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