現在の地図。都道446号線(松月院通り)以外には大きな道と交差していない。
下赤塚駅西側の東上50号踏切。
このページの写真はいずれも2011/11/13撮影。
東上50号踏切から川越街道に出たところ、東京メトロの地下鉄赤塚駅入り口にある「鎌倉古道」の標柱。
鎌倉古道(鎌倉街道の中道のひとつ)は鎌倉からここへ来て、東上50号踏切を越えて北へ進み、現在の新大宮バイパス笹目橋の東側にあった「早瀬の渡し」に向かっていたのだそうだ。
さて、その鎌倉古道を逸れ、西に向かう細い道を進むと、右手に東上51号踏切が現れる。
さらに西へ向かうと線路に沿って東上52号踏切と東上53号踏切が並んでいる(写真手前が52、奥が53)。
細い道は東上53号踏切で東上線を渡り、松月院通りと交差する六道の辻交差点へ向かって行く。
線路脇に廃屋らしきものがある東上54号踏切。
昭和22年の空中写真では踏切に見えるのがここ。
いかにもな行き止まりと線路向こうの道が踏切跡であることを想像させる。
上の写真では突き当りに見えるが、実は左に道がある。
進んでいく先には、かつての東上55号踏切、現在は下赤塚歩道橋が見える。
下赤塚歩道橋になっている東上55号踏切跡。
松月院通りを挟んで西側にある東上56号踏切は車両通行止め。
松月院通りが完成する前は、結構大きな踏切だったのではないだろうか。
成増駅東側のアンダーパスと、歩行者用の成増東地下歩道。
アンダーパスは昭和40年代にはできていたようだが、歩道が出来たのは1996年なので、まだ15年しかたっていない。
アンダーパスから成増駅方向へ上って行く坂の頂点あたりに、かつては東上57号踏切があったはずだ。
南側から見ると坂を上る途中、線路と同じ高さになる場所があり、ここが踏切になっていたと思われる。
成増駅東側の構内踏切は、すでに使用されていないように見える。
北側には遮断機ならぬ、スライド式の遮断棒が残っている。
開け閉めで手を挟んだりしなかったのだろうか…
西側にも構内踏切があるが、こちらは詰所があって現役で使われているようだ。