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都電荒川線(おそらくは昭和49年〜53年の間)
三ノ輪橋電停(7073)
都電27系統(三ノ輪橋〜赤羽)と35系統(荒川車庫前〜早稲田)が合併して27系統の一部(王子駅前〜赤羽)を廃止し、「荒川線」となったのが昭和49年(1974)のこと。
撮影年代がはっきりしないが、車掌が乗務している写真が写っているところを見る限り、どうやら完全にワンマン運転に移行する昭和53年4月(1978)以前に撮影されたものであることは確か。
当時の三ノ輪橋電停は、現在と異なり複線のまま入口のところまで来ていた。
このあと、編集の都合上当時乗った方向(早稲田→三ノ輪橋)と逆になっているのはご容赦願いたい。
路線図
ほとんど読めないが、路線図はまだ27系統(王子まで)と35系統(荒川車庫まで)に色分けして書いてある。
三ノ輪橋電停
三ノ輪橋電停を荒川区役所前側から。当時はまだ荒川一中前電停(2000/11/11開設)は存在していない。
左側の通路になっている部分が、現在の降車専用ホームの位置にあたると思われる。最近撮られた写真と見比べてみると、二両の間に見える屋根の家?や、右側の建物が、そのまま残っているのに驚かされる。
7083
三ノ輪橋電停に停車中の7083。「ワンマン」表示がない。
柳の下を走る
とても東京都内とは思えない枯れた景色がなんとも。
で、これはどこだ?
いずれ探してみたい…
と、言っていたら情報をいただきました。早稲田終点方向から見た面影橋電停ではないかとのこと。新目白通りが整備され、今や高層ビルが立ち並ぶ場所でそれこそ面影もないですね(^^;)
今度現地で同じアングルを狙ってみたいものです。
町屋二丁目
町屋二丁目電停に停車する7502。
7502は大田区の萩中公園で野ざらしになっているアレ。まだ前面窓が上下に分かれている。
宮ノ前?
宮ノ前近辺の併用軌道部分ではないかと思うが。
7074が写っている。このころは7000形全盛期だったようだ。
荒川車庫
荒川車庫。
併用軌道から王子側を見る
飛鳥山〜王子の併用軌道区間。おそらく坂を上り切る部分。
まだ中央分離帯が設置されていない。バスの後ろの建物が、現在でも残っているようだ。
飛鳥山電停
飛鳥山電停。
王子に向かって路面区間に入る部分ではないかと思うが…
大塚駅
大塚駅。車内から撮影したもののようだが、建物から判断して南口らしい。現在も同じ建物がある。
国電が写っていないのが残念。
サボ
サボ。
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