OpenStreetMapで三原台北バス停付近を見る。
2017/3/15をもって廃止されたのは、成増駅南口方向のみ。

貼り出された廃止のお知らせ。廃止の理由は「諸般の事情」となっている。
成増駅側にある隣の橋戸小学校バス停は以前はなく、2000年代になってから新設されたと記憶している。

在りし日の三原台北バス停（2017/3/13撮影）。以前はバス停の左側にある木立の部分は閉店した店舗の前の空間になっていてバス待ちに使われていたのだが、一昨年に宅地化されて立ち入ることが出来なくなった。
そのため、安全にバス待ちが出来る路肩スペースがないのが廃止につながった理由なのかもしれない。
この路線はもともと狭隘路線として有名で、道路自体が狭かったり、路肩に余裕のない場所が多い。このあたりの都道68号（土支田通り）も、比丘尼橋から土支田二丁目の間は歩道がなく、道路幅も二車線ギリギリなのでバスの行き違いにも支障がある程度なのだ。

そして廃止後の姿（2017/3/18撮影）。国際興業のバス停ではよくある養生シートでグルグル巻きにした、個人的には「簀巻き」と呼んでいる状態。

上の写真右側にある駐車場越しに土支田通りを見る。矢印のところに石神井公園行きの三原台北バス停があるが、こちらは廃止されない。
国際興業バスの車内に掲示されている新しい路線図では、成増方向だけ三原台北バス停を迂回するように描かれているが、実際にはバス停が廃止されただけで、路線自体は変わっていない。