OpenStreetMapで榎バス停付近を見る。ここを通る路線は成06（成城学園前駅西口〜千歳烏山駅南口）のほかに、成02（成城学園前駅西口〜千歳烏山駅北口）、歳20（成城学園前駅西口〜廻沢〜千歳船橋駅）、歳21（成城学園前駅西口〜成城警察署前〜千歳船橋駅）と千歳烏山駅南口〜狛江営業所の入出庫路線があるが、榎交差点から駒大グランドまでの間で都道118号の新道が開通したことにより、2023/4/23から榎と駒大グランド前（千歳烏山方向のみ）のバス停が新道に移設された。

榎バス停は3ヶ所に分かれていたが、成城学園前駅方向は旧道のセブンイレブン店頭にあった。
ここからの写真は2023/7/3撮影。

割と雑に黒いビニールで簀巻きにされたバス停。垂れ下がったトラ柄ロープは一応視認性を考えているのかどうなのか。

千歳烏山駅方向は「はっけん通り」側にあった。屋根は残っているが、バス停のポールがなくなっている。
通りの名前はひらがなで書かれているのだが、八間通りということで八間（約14.5m）幅の道路だったという説があるが、八軒だとする説もあるのでむしろ居酒屋の天井に吊るしていた行燈のことかもしれない。

旧バス停に残されたままのベンチの脇には、移設を知らせる張り紙があった。

新道に設置された新しい榎バス停。手前に見える千歳烏山駅・千歳船橋駅方向と、奥に見える成城学園前駅方向いずれも屋根やベンチは設置されていない。

千歳船橋駅方向の榎バス停は榎交差点の東側にあった。こちらは青いビニールシートで丁寧に簀巻きにされている。
ここからの写真は2023/7/7撮影。

新道の西側、旧道と分岐する手前にあった駒大グランド前バス停。こちらも新道上に移設されている。
歩道の街路樹を巻き込むように作られた屋根はそのまま残されているが、こちらもバス停のポールだけ撤去されている。歩道自体がバス停で行き止まり（実際には、後ろ側も横断歩道までしか歩道がない）になるので、街路樹を使って歩道を封鎖している状態。
ちなみに、バス停は「グランド」だがすぐ近くにある旧道の交差点は「駒大グラウンド前」となっている。

旧道の坂下にある岩船地蔵尊の石仏群。地蔵堂は新旧道の間にある安穏寺の管理だそうだ。
この写真は2023/8/3撮影。