東練03 徳丸循環
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徳丸循環は2010/10/1に新設された比較的新しい路線なのだが、基本的に他の路線と重複部分が多いのもあって乗客には恵まれなかったようで、徳丸六丁目中央を起点に当初時計回り、反時計回り両方向に走っていたのが、2013/2/16からは時計回り(不動通り先回り)のみとなってしまった。さらに、2019/8/31に廃線となってしまった路線である。
そのため、単独で廃止されたバス停は2箇所しかないのだが、今回はそこと合わせて東武練馬駅の使われなくなったバス停を見て行こう。
起終点となっていた徳丸六丁目中央は単独バス停として廃止されたバス停のひとつ。周りには畑が広がる丘の上のバス停だが、廃止前は時計回りのこちら側だけが使われていた。
このページの写真は2020/1/19撮影。
道路の反対側には2013年に廃止となった反時計回りのバス停も残されている。なぜかこの路線では廃バス停が簀巻きにされておらず、そのままの形で残っている。将来復活させたいというような希望があるのだろうか。
バス停には運行終了の告知が、バス停名称を隠す形で貼られている。
時計回りの場合は最後のバス停になる北野神社。こちらも簀巻きにはなっていない。
後ろに見えているのがバス停名称になっている北野神社。
北野神社は長徳元年(995年)鎮座と伝わる歴史の長い神社で、五穀豊穣を願って行われる「田遊び」という神事は国の重要文化財となっているそうだ。
反時計回りの東武練馬駅バス停は、他のバス路線とは別にときわ通りの自転車駐車場脇に置かれていた。ここも廃止されてからすでに7年近くが経つはずだが、比較的きれいな状態のまま残されている。
時計回りの東武練馬駅バス停は徳丸スクエアの前にあるが、現在は東練01系統の降車場として使用されている。
2014/2/15に廃止された東練02系統もこのバス停を降車場として使用していた。徳丸循環は消されているのに東練02はそのままになっていた。
バス停の下の方には、運行終了時の告知が貼り出されていた。