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エンガ掘と周辺の水路敷群(大谷口の支流)その4
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谷
西側の水路敷は、ちょうど谷底にある向原中学校の校門の目の前に出てくる(写真手前の赤い矢印)。一方、東側の水路敷は写真奥に見える崖よりに出て来ていることがわかる(写真奥の水色の矢印)。
おそらくは、道路を通すために東側の水路敷はかさ上げされたのだろう。
向原中学校
東側の崖上から向原中学校の校庭を見る。写真奥の校舎が建っているあたりも崖の上になっており、校庭だけが結構深い谷の中に作られているのがわかる。
この写真は2017/5/6撮影。
階段
校庭の反対側まで回り込んでみた。下流側から歩いて来た時には、東側の崖上の道は行き止まりだと思っていたのだが、実は細い階段道でその先の水路敷に繋がっていたのであった。
この写真は2017/5/13撮影。
上流から
階段下で上流側からみたところ。
谷と坂
上流方向を見る。写真左手の坂道がおかしなことになっているが、やはり崖の高低差が大きすぎてかさ上げを行なっているようだ。
水路敷は、矢印のあたりで坂道の途中から続いている。
坂と谷
東側から谷底を見る。相当深い谷間なのがわかるが、V字というよりは凹の字状の谷間なのだろう。
ここからの写真は2017/5/6撮影。
かさ上げ
水路敷らしい細道が見えるが、手前のかさ上げされた坂道との高低差がすごい。
住居表示
水路敷は掘割の底を舗装したような状態で進んでいく。ちなみに写真左に見える住居表示は崖上のものだが、この位置から崖上にアプローチする手段がないので、まったく参考にならない。
終点
少し先で左側の崖が開けていき、階段で道路に合流したところで水路敷は終わりとなる。
葛折り
その終点で左(東)をみると、坂道が見事な葛折りになっていた。
谷頭
谷頭にはマンションが建っていて入ることはできない。
千川上水から
坂を上り、都道420号となっている千川通りから振り返る。さきほどのマンションに向かって結構な下り坂で、かつては上水から漏れ出た水が流れ落ちていたのかもしれない。
板橋高校入口
板橋高校入口バス停のところが、坂の上にあたる。千川駅は目と鼻の先だ。
今回の探索はここで終わりとなる。

by Natrium