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前谷津川周辺の谷戸と水路敷(不動通りの谷)その2
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階段
東向きに上る階段に突き当たるが…
谷筋?
南向きに地図にない道が続いていた。こちらが谷筋になっているようだ。
行き止まり
路地は少し進んだところで行き止まりになり、空き地の先が谷頭になっているように見える。
西側
西側はこのあたりでは不動通りからすぐに崖になっている。
地図
さて、不動通りの谷もそろそろ上流端近くなるが、ここでまた谷は三又に分かれている。住居表示街区案内図にロールアップで谷の位置を示してみた(地図は左が北)。最後の3つの谷を見ていこう。
この先行き止まり
まずは東側の支谷から。行き止まりの道が東に向かって入り込んでいく。
擁壁
道路は突き当たると左に逸れて階段で上っていく。元々の谷筋は擁壁の方向にあったのではなかろうか。
空き地
谷頭にあたる場所には空き地が広がっていた。
西
一方、三又の西側はゆるい坂道でイオンに向かっている。
駅へ
イオンの駐車場入り口に突き当たったところで道路は南の東武練馬駅方向へ。もっとも、実際の谷筋は道路より東側にあったようにも見える。
徳丸スクエア
坂道を登りきったところにある徳丸スクエアあたりが谷頭ではないだろうか。
まっすぐ
最後はまっすぐ不動通りの起点を目指す。不動通りは東武練馬駅の上りホームしたに突き刺さる格好になっていて、その手前にはイオン側から来る道路が陸橋になって通りをまたいでいる。
ホーム
陸橋の下から東武練馬駅を見たところ。片道一車線+歩道のそこそこ広い道路がいきなり崖に突き当たっているのだが、不動通りとしては陸橋の北側が起点のようで、陸橋の下は自転車置き場として使われている。
合間
東側から陸橋とホームの間を見る。もともとは、駅の下まで谷があって、そこから湧き水が出ていたのではないだろうか。駅の南側には尾根筋があるが、すぐ南には田柄川が流れており、駅の下りホームのあたりが分水嶺になっていたようだ。
北
陸橋から不動通りを北にある新河岸川に向かって望む。ここから新河岸川に向かっての水路はほぼまっすぐで、かつては大量の湧き水が、それこそ脇目も振らずに流れ下っていたのだろう。

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