ここで蓋暗渠が急にカーブしていく。
蓋暗渠は道路に出て終わっていた。水路敷は道路になって左(西)から来ているようだ。
写真奥は中杉通り。通りのあたりが上流端だったようだ。
さて、桃園川本流に戻ってみよう。左に曲がった道路はすぐに右(北)に曲がっている。この写真ではわかりにくいが、写真左奥にある塀のある部分には…
下流に向かう蓋暗渠があるのだ。この支流はどこに向かっているのか、一度下流側に回り込んでみることにしよう。
下流側は中央線ガード北側の阿佐ヶ谷川跡まで続いていた。ここからさきほどの分岐点まで遡っていこう。
ここからの写真は2020/8/23撮影。
上流方向へ進んでいくと、道路の右(東)側に阿佐谷弁天社という祠があった。弁天様が祀られているということは、このあたりに湧き水があったのかもしれない。
神社といえば、少し寄り道をして中杉通りの方にある阿佐ヶ谷神明宮。建久年間(1190〜98年)創建と伝わる古い神社だ。
水路敷に戻ろう。弁天社の北側、病院の間にある道路を抜けた先で、駐車場の脇になかば藪と化した水路敷を発見。
駐車場の奥は蓋暗渠になっていた。どうやら入っていくことができそうだ。
途中で蓋暗渠からアスファルト舗装に変わっている。
ふたたび蓋暗渠に。
途中カクカクと曲がりつつ。
さきほどの分岐点にたどり着いた。
改めて桃園川本流を遡っていこう。北に向かった道路は川跡らしくくねくねと回りながら西へ向かっていく。道路の左側だけやたらと路肩が広いのは、ここがかつて水路敷だったことを示しているようだ。
ここからの写真は2020/8/15撮影。
油断していると路肩に張り出した車止めに進路を阻まれることになる。
幅広い道路が終わってすぐに、中杉通りとなる。