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貫井川(目白通り〜秋葉神社)その2
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水路敷交差点
交差点を東側から。なぜかここだけ未舗装路が残されている。田圃の用水路がここだけ残されたのだろうか。
写真ではわかりにくいが、緑道よりも西側の方がやや窪んでいるように見える。貫井川は昭和22年の時点ですでに河川改修が行われており、かつてはもっと蛇行していたのだろう。
何のマーク?
交差点から南へ進んで、次の道路にぶつかるところに置かれていた謎のマーク。
緑道から左折方向へ案内されているのだが(写真下が北)、何の案内なのだろうか?
飛出し注意
その角にあった古い看板。市内局番が3桁しかないので、1991年以前のものであることは確実。
分岐
その先で緑道は左右に分かれている。右側(西へ向かう)が本流だが、今回は左の道をさらに南へ向かう。
かつてこのあたりには弘法大師伝説が残る貫井池があったというが、すっかり埋め立てられていて面影はない。近隣からは旧石器時代以降の遺跡が発掘されており、古くから人が住んでいた場所なのが分かる。
元々は、ここから下流部分を貫井川もしくは灌頂川と呼んだという。
細道
進んだ先は緑道というよりは、水路敷らしい細道になった。突き当りに、秋葉神社が見えている。
秋葉神社へ
水路敷が終了し、突き当りに神社が建っていた。
秋葉大権現
水源地と思われる場所に建っている神社。扁額は「秋葉大権現」となっており、神仏習合時代の名残を残している。
由来書き
近所にあるスーパーマーケットが作ったらしい由来書き。
秋葉原の名前のもとになった台東区の秋葉神社と同じく、火の神様である秋葉様が祀られている。
谷筋
水路敷は終わりだが、実は谷筋は上の写真に見えるマンションの裏側に続いており、くねくねと曲がりながら西武池袋線の高架下まで伸びている。
かつては線路の向こうを流れる千川上水から水を引いていたとも言う。
支谷?
余談だがこのページの最初にある交差点の東側、すこし手前から細い路地が延びている(分岐するところは民家になっていて入れない)。
崖下に一直線に進んだ先は、神社の由来書きを作ったコモディイイダの下に出て終わりとなる。

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