Natrium.jp
白子川周辺の水路敷群(百々向川)その4
←前のページ
水路敷
さて、ふたたび水路敷を進んでいこう。
道路と並ぶ
水路敷は少し進んだところで道路と並走する。
水路敷と薄い家
その先、えらく薄い家があると思ったら、道路と水路敷に挟まれた細い区画に建っていた。
階段
百々向川はやたらと階段があるが、ここも階段で道路に合流する。
途中まで
階段を上がったところ、水路敷は歩道となるが、すぐに草むらとなってしまう。その先には、なにやら覆屋が。
小治兵衛窪庚申尊
そこには「小治兵衛窪庚申尊」という天明3年(1783年)造立という青面金剛坐像があった。
小治兵衛久保はこのあたりの地名で、「橋を作ってくれた盗人小治兵衛」という民話に由来するという。このあたりに小治兵衛が架けた橋があったのだそうだ。
マンション裏
川越街道にV字谷を穿つ百々向川は、街道を越えてマンション裏手の路地として続く。
崖
その途中、南側のNTT成増ビル裏手の崖。崖の上に成増産院が建っているが、ここでもまだこれだけの段差を川が作っている。
赤塚高台通り
水路敷は赤塚高台通りにぶつかっていったん途切れる。昭和22年の空中写真では、道路向かい側のマンションの方に川があったようだ。
成増小前
光が丘に向かって坂を登っていくと、成増小前交差点に着く。川は写真右側の成増小学校校庭を流れていたようだが、この交差点自体は写真向こうの上流部分よりも高くなっている場所にあり、若干不自然な状態だ。成増小学校と高低差があり、盛り土されたのかもしれない。
ふたたび緑道
成増小学校を行き過ぎたところで、道路の左側に再び百々向川緑道が姿を表す。
銅像
緑道入り口に置かれている謎の銅像。
遊歩道
今の時期にはツツジが美しい遊歩道。
また銅像
緑道の途中にも置かれている銅像。
台座
緑道が下赤塚公園に出てくるところ。ここはなぜか銅像の台座だけが残っていた。
下赤塚公園
下赤塚公園では水路敷も公園と一体になっているが、植え込みで境界が分かる。
細道
下赤塚公園までで緑道は終わりになっていて、その先はいきなり細い水路敷になってしまう。ここはなんとか通れそうだ。
マンホール
マンホール1個分の幅しかない細い水路敷。
道路
その先は普通の道路になっている。
出発点
道路の突き当たりは民家の入り口になっていて入っていくことができないが、どうやらこのあたりが百々向川の出発点と思われる。長旅もここで終わり。

by Natrium