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不定期日記2011(日記というのかこれは?)

2011.12.31
震災と原発事故の傷がいえないまま迎えた年の瀬。先日ついにスマートフォンを購入した。いろいろ検討した結果、ワンセグ見たさで京セラのDIGNOを選択。おもったよりキビキビ動くので何よりだ。
 今年は廃踏切などという超マイナーなコンテンツを追加したのがサイトのトピックス。来年はいよいよ石神井公園の連続立体化Ⅰ期工事が終わり、石神井公園駅も完成するはず。仕事があわただしい分、コンテンツはじっくりのんびり取り組んでみたいものだ。
2011.12.12
おとといの夜は皆既月食。晴天でほぼ天頂だったので、非常にきれいに見えていた。が、撮影するのは忘れていた(笑)
2011.11.11
今日は日付に1ばかりが並ぶ日。11時11分に何をしていたかはとんと覚えていないが、日時をYYYYMMDDでファイル名に入れる習慣があるので、今日は20111111…ってあれ?1の数はあっているのか?と何度も確認するハメに(苦笑)
2011.11.4
横浜ベイスターズの譲渡(売却)が正式発表された。オーナー会議の承認は必要だが、事実上決定だろう。1993年以来の企業名が入っていない球団名も変更となるようだ。
2011.10.29人工衛星?
昨日の話になるが、秋葉原駅前の旧ラジ館最上階に人工衛星のような物体がめり込んでいたよ(笑)
2011.10.23
2週連続でモータースポーツの悲報に接することになろうとは思わなかった。MotoGP第17戦マレーシア、亡くなったマルコ・シモンチェリ選手に哀悼の意を捧げたい。速いが転倒も多く、時に危険視もされていたライダーだったが、ヘルメットを脱げば特徴的な髪形と人懐っこい性格で知られていた。
 事故はシモンチェリの単独スリップが原因だが、スリップ後に路面にマシンがひっかかったのか、イン側に戻ってきたところで後続車と衝突している。
 モータースポーツは元来危険な競技であり、これまでも何人もが命を落としている。しかし、これからもこの世界に挑戦する人々はいるだろう。出来る限り、このような場面が繰り返さないことを願うしかない。
2011.10.18
インディカー最終戦での事故は録画で見たのだが、昨年のMoto2における富沢祥也選手の事故を思い出さずにはいられない衝撃だった。亡くなったダン・ウェルドン選手にお悔やみを申し上げたい。
 奇しくも、最終戦ラスベガスは出走台数34台という史上最多出走数のレースで、通常のオーバルコースでは見られない4台が横に並ぶ「four wides」現象がレース開始早々にみられるなど、狭いエリアに多数のレースカーがいたことで多重クラッシュという事態になってしまった。ダン・ウェルドンは来年から使用される新しいシャーシの開発を担当したドライバーでもあり、開発元のダラーラはシャーシに彼の名前を取ってDW001を名づけることにしたという。今年のインディー500での最終コーナーを過ぎてからの逆転勝利も記憶に新しいままで、最終戦が事故で中止となり今年のシリーズが終わるというやりきれない思いを残しつつ、彼が残したシャーシで来年のシリーズが始まるのだ。
2011.10.6
スティーブ・ジョブズ死去のニュースが世界を一巡りしたころにこれを書いている。彼が素晴らしい人物であったかどうかについては、個人的には論評を避けたいと思うが、彼が好きか嫌いかということで言えば、ゲイツよりはジョブズの方が好みではあったと思う(笑)
2011.9.23
ギリシャの信用不安が解消しない中、CERNがイタリアに飛ばしたニュートリノが光速よりも速かったというニュースが飛び込んできた。他の施設での再現実験はまだ行われていないので軽々に事実と認定はできないのだろうが、これから大いに議論を呼ぶトピックと言えそうだ。
2011.8.19
円が戦後の最高値1ドル=76円25銭をついに突破した。このところ最高値近辺でもみ合っていた状態だったが、介入への警戒感も何のその、ドルを持っているよりは円の方が安心なのだそうだ。日本の経済状況もとてもいいとは言えない状態なのに、アメリカはそれどころでなくなっているともいえる。円や金に投機が集中している現状はどうみても正常な感じはしないのだが、地道な努力を跳ね飛ばしてしまう投機マネーの行方には注目しておかざるを得ない。
2011.7.30さるすべり
7月も終わるころになると例年百日紅の花が咲く。福島、新潟では昨年以上の豪雨だったが、東京では晴れ間も見えた。
2011.7.23
なでしこジャパンの優勝からはや1週間。ついに地上波アナログ放送の終焉がやってくる。我が家ではテレビ本体が古いままだが、もともと難視聴地域のためケーブルTVになっているので、アナデジ変換でそのまま見ることが出来る(ケーブルTVにも加入しているので、デジタルでも見られる)が、車の車載テレビがアナログのままで、明日から見られなくなってしまう。長い周知期間があったとはいえ、ラジオの周波数変更とは違い受信機そのものが使えなくなってしまうというのは、実際その時期が来てみると不便なものだ。
 しかしまあ、デジタル放送の恩恵は3/11に存分に受けているので、デジタル化について否定する気はないのも事実。
2011.7.4
NECレノボジャパン・グループが7/1に発足したそうだ。発表自体は1月の話だったのでいまさら驚く必要はないが、PC-9801を擁していたNECと、DOS/Vで日本に切り込んだIBMのThinkPadを譲り受けたLenovoが一緒になるというのは、1990年代のDOSユーザーとしてはちょっと遠い目になってしまうところではある。NECはPC業界で海外のシェアがほとんどなかったし、国内でのLenovoの苦戦ぶりを見るにつけ、選択肢としてはお互いにアリな組み合わせではあるだろう。しかしまあ、NECのPCを買おうとしたらThinkPadを勧められたなんて話になれば、15年くらいには思ってもみなかったというところだ。
2011.6.27
2007年に石神井公園駅の記録を始めてから4年余り使い続けてきたNIKON D40に代わり、先週土曜日にD5100を購入。先日借り物のCANON EOS KISS X5で可動式(バリアングル)液晶モニターとライブビューを試してみて、あまりに便利だったので同じ機能のついているD5100を購入した次第。仮囲いの上から写真を撮るのに便利だ(笑)
2011.6.19
TOMIXのパワーユニットN-1001-CLを購入した。いままで使っていたのは子供のころに購入した5001で、低速運転が出来ずカックンとなるため路面電車などの運転が辛かったのだが、さすがに新型、超低速でもスムーズに運転できる。車両ばかりでなく制御系の更新も時には必要だった次第。
2011.6.11
ル・マン24時間が始まって、同じ時間にケーブルTVではF1のプラクティス3とMotoGPの予選生中継、おまけに明日の午前中にはインディもあるというどんだけモータースポーツな週末。ル・マンは国内の中継がないのでネットで見ているわけだが、カテゴリーの異なるレースカーが同時に走るので周回遅れの処理が大変そうだなと思っていたら…(以下ネタバレ自粛)。
2011.6.8
「乗瀦」という地名(宿駅名)が古代にあったという。武蔵国が東山道から東海道へ所属替えしたころ、続日本紀の神護景雲2年(768年)に記述があるそうだが、「のりぬま」と読んで練馬の語源とする説、「あまぬま」と読んで杉並区天沼あたりとする説、そのほか諸説あってどこにあったのかはっきりしない。そうやってどこだかわからなくなってしまう地名も多い一方、同じ東海道の宿駅名であった大井(中山道の大井宿とは別)は延喜式や和名類聚抄(平安時代)の昔からいまでも品川区に大井という地名として1000年以上残っているわけで、地名の寿命の長さには驚かされる。
2011.6.2
神奈川をはじめ千葉、栃木、茨城の各県で生茶から規制値を超える放射性セシウムが検出された問題。3月に大気中に放出された放射性セシウムがお茶の葉に吸収され、新茶の時期になって新芽に濃縮されたとする見解が出ているが、大気中にせよ、海中にせよ、いったん放出された放射性物質が長い期間いろいろなものに影響を与える例なのだろう。大気中の放射性物質濃度が急上昇したのは3月の数日しかなかったのに、これだけ長い時間影響が出ているわけだ。お茶は水で抽出して飲む場合は相当に薄められるのであまり神経質になる必要はなさそうだが、茶葉を食用として利用するケースもあるわけで、気を付けなければならないのは確かだ。お茶にしても、無用な風評被害は避けてほしいものだが、お茶だけなのかという疑念を持つ人も多くなるだろうし、長い目でチェックしていかなければならない状況なのは間違いない。
2011.5.22
思い立って新しいプリンタを買ってきた。いろいろチェックした挙句、値段の下がっていたCANON PIXUS MG6130にしてみた。今まで使っていたiP4100と比べると、グレーインクが増えて発色は良くなったように感じる(その分インクコストが上がっているが)。問題はスキャナ機能で、以前からCANONのスキャナソフトは好きになれなかったのだが、MG6130ではそもそもPC側からスキャナ機能がコントロール出来ないではないか。いかにもコピー機的発想といえばそうだが、EPSON SCANで慣れているとどうにももどかしい。まあ、スキャナの使用頻度から考えて今回は犠牲にすることにしたので、やむを得ないところではある。
 それにしても、本体にA4用紙を収納できるようにした分、やたらとデカくなっているのはちょっと困った。iP4100を載せていた台からは、完全にはみ出してしまっているのだ。
2011.5.15
福島第一原発は1号機だけでなく、2号機、3号機でも燃料の炉心溶融(いわゆるメルトダウン)が発生していた可能性がかなり高くなってきた。いまさらながら正確な情報提供がなされていない状況は目を覆うばかりだが、底が抜けた釜に大量に投入された冷却水の行方が気になる。地下に潜った水はいったい何年後にどこに流れていくのか分からない点が問題を難しくしていくはずだ。この先何十年の単位で監視をしていかなければならない事態になっていることは間違いない。
2011.5.7大日影トンネル遊歩道
ゴールデンウイーク終盤、大雨だった東京を逃れて勝沼まで行ってきた。写真は勝沼ぶどう卿駅から東京へ向かう方向にある大日影トンネル遊歩道の勝沼側入口。1903年の開通というからすでに100年以上前の煉瓦作りのトンネル。扁額は架け替えられてしまっているが、中は現役当時そのままに煤や石灰がこびりついた煉瓦の様子が保存されていた。
 ちなみに写真右下の自転車は見学用ではなく、まもなく閉鎖時間となるため係員が乗っていくためのものらしい。
2011.5.2
焼肉店で生の牛肉(ユッケ)を食べて食中毒が出たという話。そもそもの問題は、東京都福祉保健局の「食品衛生の窓」ページに書かれているように、生食用として流通している畜肉はほとんどないのだという事のようだ。出荷実績のある馬刺しはきちんとしたものを選ぶならともかく、レバ刺し(生の牛レバー)、ユッケ、とりわさ(生の鶏ささみ)など、酒の肴では最近定番のメニューには注意が必要ということだろう。子供のころ、豚肉は寄生虫がいるから生で食べてはいけないと言われた記憶がある(コーラに浸すと寄生虫が出てくるというのは都市伝説)が、牛も鳥も生肉には食中毒を引き起こす細菌がついていることがある(加熱すれば死滅する)ので、子供に生肉を食べさせてはいけないのだ。
2011.4.15
4/15でニフティが25周年だそうで、記念プロジェクトの一環として1996年当時のNIFTY-Serve(パソコン通信)を再現したサイトがオープンしている。さすがに著作権の問題もあるのかフォーラムの会議室までは再現してくれていないが、妙に遅いCUIがリアルで笑いを誘う。
2011.4.12
本震から1ヶ月たっても大きな余震が続く状況の中、福島第一原発の事故は1ヶ月前にさかのぼってレベル7相当だったということが分かった。37~63万テラベクレル(って、370~630ペタベクレル?)もの放射性物質が放出されていたというわけで、半減期の短いヨウ素131が都内の水から検出された訳も分かろうというもの。稼働中の原子炉が爆発したチェルノブイリと状況が大きく異なるのは事実と思うが、INESのレベルは7までしかないのであって、大きな災害なのだということもまた事実だと受け止めなければならない。
2011.4.4
玉突き的に放水された福島第一原発の低レベル(といっても規制値の100倍)放射性廃液の海への排水は、原発での高レベル(こちらは規制値の1億倍…)放射性廃液の問題が解決していないことを物語っているのだが、半減期の短い放射性ヨウ素131とはいえ拡散するはずが茨城県でとれた魚(コウナゴ)から4,080ベクレル/kg検出されたというのは気になる点だ。沿岸に放出された汚染水が、太平洋に向かって拡散せず、沿岸沿いに南下していった可能性があるということで、海に野放図に排出するわけにはいかないことを意味している。
4,080ベクレル/kgとなると、野菜の出荷制限がかかる2,000ベクレル/kgを超えており、暫定基準が設けられていない海産物でも気にすべきレベルになっているということは言える。先々週の水道水と比べると、コウナゴを1kg一気に食べることは実際ないにしても、コウナゴをエサとする魚についても今後チェックをせざるを得ない状況になってしまっている。放射性物質の拡散予測についての公開是非も問題になっているが、予測と実測がかならずしも一致しないという事を示している。慌てることはないが、じっくり推移を観察しなければならない。
2011.3.23
金町浄水場の水道水から210ベクレル/kgのヨウ素131が検出されたという報道に、いきなりミネラルウォーターが売り切れる騒ぎになっているようだ。この数値は、一般の大人が摂取しても問題ないレベルであって、大人の1/10ほどしか体重のない乳児については避けるべきという値。茨城県のホウレンソウから検出されたとされる値と比べれば1/30~1/90くらいの数値なのであって、現時点であわてる必要はないと思う。
ヨウ素131は原子炉で使われているウラン238の核分裂で生成するヨウ素の放射性同位体で、放射性物資としては比較的短命な部類に入り、8.02~8.04日の半減期でキセノン131となる。8日もすれば半分になってしまうので、過度に心配する必要はないのだ。大量のヨウ素131にさらされる可能性がある場合は、安定ヨウ素剤という放射性でないヨウ素を摂取しておけば甲状腺にヨウ素131がたまってしまう恐れはないとされるが、そもそも日本では必須元素としてのヨウ素を比較的潤沢に摂取しているので、無理に昆布などを食べ過ぎて過剰摂取になる方が怖い。ミネラルウォーターも日本人が飲みなれていない硬水をたくさん飲んでおなかを壊す方が問題だと思う。
ちなみに、ヨウ素を含むうがい薬などは安定ヨウ素剤の代わりにならないので要注意だ。うがい薬の主成分はポビドンヨードという有機物とヨウ素の複合体で、消毒剤なのであって、飲用すべきものではない。安定ヨウ素剤はヨウ化カリウムという別の物質だ。さらに、ヨウ素131による甲状腺がんの発生リスクは40歳以上では影響が見られないという知見があるので、40歳以上の人が安定ヨウ素剤を飲んでも意味はない。
パニックを助長しかねない報道の仕方には大いに問題があると思うが、学生時代に放射性物質を扱っていた私たちでも調べなければよくわからないことも多いくらい難しい話でもあるので、まずは落ち着いて正しい情報を収集することから始めるべきだろう。
情報と言えば、放射性ヨウ素は揮発性が高いから水を沸かして飲めば大丈夫という話が出回っているが、ヨウ素127(放射性でないヨウ素)の融点は113.7°C、沸点は184.3°Cとされているので、ヨウ素131が沸騰水から蒸発するわけではない(常温で気体とか書いている人がいるが、常温では黒紫色の結晶で固体である)。ただし、ヨウ素は昇華(固体から気体になること)性があって、常温常圧でも少しずつ蒸発していくのは事実なのだが、大量に固体のヨウ素が置いてあると危険という話であって、水から直接昇華はしないし、20°Cの水100gに0.02gしか溶けないものがドライアイスのように蒸発してくるはずもない。伝聞で判断するのは要注意という話。心配なら、沸かした水を冷蔵庫に入れて数日たってから飲めばいいかもしれない(しかし、一度口をつけたものは雑菌が繁殖するのでお勧めできない)。
2011.3.18
東北地方太平洋沖地震から一週間。東京の交通事情は多少改善傾向にあるが、一方でみずほ銀行のトラブルも深刻な様相。3/18の給与振り込みが62万件、1,256億円も滞っているというのだ。ATMが使えない程度なら代わりの手段を探せば済むだけの話だが、ローンやクレジットを給料で払っている人たちはどうしたらいいというのだろうか。今は別の銀行を使っているが、かつては私もみずほを給与振込の指定銀行にしていたので、他人事では済まされない感じでいる。3/25は給料支払いの集中日であるし、企業の決算が集中する3月末までトラブルが続いた場合には、相当大きな影響が出てくるだろう。2002年にも大きなトラブルがあったみずほ銀行だけに、企業としての責任は重いものがある。
地震の余波で企業のBCP(事業継続計画)が話題になっている今日この頃だったのだが、個人でも今回のようなリスクに備えて、銀行取引の分散を考えておかないといけないと思う出来事だ。
2011.3.17
東北地方太平洋沖地震の影響は週明け以降も東京で続いている。計画停電の混乱で鉄道の乱れが大きく、月曜日は結局会社まで自転車で行くことに。大江戸線は比較的スムーズに動いていることが分かったので、火曜日以降は大江戸線で都心部へ向かい、帰りは西武池袋線で…と行きたいところだったが、今日の大規模停電報道で西武線は40%の間引き運転、池袋駅は地下通路を埋め尽くすほどの行列が出てきていたので、あきらめて東武東上線回りで帰ってきた。
食料はいっときのパニック状態も収まってきて、店頭にもちらほらと置かれているようになってきたが、ガソリン不足は来週までかかる様子。近所のガソリンスタンドは火曜日以降閉店しているところが多い。我が家では通常以上の買い物は控えているが、節電のため夜間は営業を休止している店舗が多く、看板も消灯しているためどの店が開いているのかわかりにくく、いざ必要なものが出てくると手に入れるのにも苦労する有様。
会社はリスク回避のため時間を短縮して業務を行っているが、社員の安否やら取引先の安否やら、いろいろ気を張って仕事をしているせいかいつもより余計に疲れる。会社でかかわっていたイベントの中止も決定したが、自粛ムードに乗ってというよりは、会場が高層階にあって余震発生時の避難誘導が難しい点を考慮したところが大きい。鉄道事情が不安定で移動に困難を伴ううちは、大規模なイベントを開催するのは難しいと思うが、出来るものからやれる環境を整えていくのも必要だろうと思う。
2011.3.13
3/11の東北地方太平洋沖地震、私はたまたま展示会の最中で東京ビッグサイト(東館)にいて遭遇した。会場では展示のための仮設構造物が多かったものの倒壊はなく、多数の負傷者が出たとの報道もあったが、そこまで混乱はしていなかった。ただし、天井の構造物のうち、フロア同士を接合している鉄板の一部が柱や壁にぶつかって破片が落下していたのは事実(現場で落下物を見た)で、報道によれば男性3名がケガをしたそうだ(怪我人は確認していない)。展示会はその後余震発生もあって中断、開催中止となったものの、鉄道が全面的にストップしたためかなりの人数が会場に取り残された形となった。津波の危険もあった(晴海地区に1.3mの津波が実際に来ていたらしいが、駐車場などが冠水するレベルではなく、津波による被害はないものと思われる)ため、会場ではいったん撤収作業も中断して2階以上のフロアへ避難するよう誘導もあり、ほとんどの人は夜まで足止めされていた。
この日は開催最終日であったこともあり、撤収用に車で来ていたので、同僚を東京駅近辺まで運んだあと、会社へ戻り同僚社員の無事を確認。会場へ取って返して出来るところまで撤収を行い(高所作業は禁止となり、翌日の作業となった)、再び車で会社へ戻ったが、そのころには都心部は大渋滞となっていて、会社へ戻るのに3時間近くかかってしまった。しかし、そのころには地下鉄の運行が再開されていたため、日付が変わってから終夜運転の地下鉄で自宅へ戻ることが出来た。最寄駅からは徒歩となったため、家にたどり着いたのは3時半ごろであった。
今回、地震発生と同時に携帯電話はほとんどつながらなくなり、情報収集にはワンセグが役立った。夜には市原のコスモ石油千葉製油所での火災に関連してチェーンメールが流れていたが、コスモ石油のリリースの通り、LPガスはカセットコンロにも使われている燃料で、燃焼しても有毒ガスや有害物質は出てこないと思われるので、むやみに心配してメールと転送しないようにしてほしいと思う。
報道で気になっているのは原子力発電所の問題だ。福島第一原発の1号機では炉心溶融(メルトダウン)が発生しているとの情報もあり、慎重に見ていきたいところだ。こちらも憶測で情報を流すことは避けたいと思う。
本地震で被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。
2011.3.6
TBS噂の東京マガジンで練馬区の補助232号線が取り上げられていた。石神井公園南口に来る補助132号線との交差点からスタートし、駅までではすでに工事が始まっている補助232号線は、とりあえず富士街道までは商店街を突き抜ける事業計画があり、その先は現在の石神井公園3号踏切に向かって直進、石神井保険相談所の前を通って東大泉に向かっていく計画道路だ。テレビで取り上げられていたのは、大泉学園駅から南下するこちらも計画道路の補助135号線と、補助232号線が区立大泉第二中学校の敷地のほぼ中央で交差するという問題。
補助135号線は南の吉祥寺通りと北の学園通りを結ぶ路線で、大泉学園駅から上石神井駅の間の渋滞、危険区域の解消策として地元でもそこそこ期待されている。一方補助232号線は石神井公園駅へのアクセス道路としてはともかく、大泉通りと冨士街道の間にもう一本東西方向の道路が必要なのかという話になっている。
たしかに大泉学園駅周辺の渋滞や、道路の狭さは通っていても気になっているが、かといって学校の校庭に道路を通すという無理をせずともよいのではとも思う。練馬区西側の道路といえば、狭隘バス路線として有名な補助132号線(練馬区主要区道32号線)や、都営大江戸線が通る補助230号線などはすでに工事が進んでいるが、補助135号線や補助232号線の富士街道以西についてはまだこれから測量を開始する段階。長い時間がかかってしまうかもしれないが、区と地元できちんと話し合って結論を出してほしいものだ。
2011.2.19
そろそろ花粉の気配を感じるころになってきた。症状はまだ出ていないが予防のためにマスクをすることに。去年の5倍とか10倍とか恐ろしい話が出ているが、はたしてどのくらい症状に影響があるのかわからない。
アラブ諸国の民主化運動は、90年ごろの社会主義国の相次ぐ崩壊を思い出させるような現象になってきている。日本のようにコロコロと首相が交代する国も困り者だが、同じ人間があまりに長く政権を独占するというのは、現代社会にはなじまなくなってきているのだろう。
2011.2.13レイアウト
三連休最終日、部屋を変えてから個人的には懸案になっていたデスクトップレイアウトの改修(というか、完全に解体、新作)を行った。まだレールのみの敷設だが、レールをTOMIXベースに統一して、中央部分にはワイドトラムレールを敷いてみた。ケーブルテレビのチューナーとプリンターをかさ上げしたので、テーブルサイズ目いっぱい使えるようになった点が大きい。ただし、パワーユニットだけ古いままなのがちょとアレ。
レール中心としたためストラクチャーを置くスペースがあまりないが、右側のトラムの脇にでも配置してみようかと考えているところ。
2011.2.6
ついに大相撲春三月場所の中止が発表された。金銭をやり取りしての八百長発覚というのは大きな問題であることは間違いないが、興行性の強いプロレスと、スポーツ性の高いサッカーとの間に位置するのが大相撲、という意見はうなづけるものがある。両国国技館での相撲茶屋(相撲案内所)の存在などは、純粋なスポーツでないことを示す一例だろう。フェアであることは必要だが、国際柔道のような純粋なスポーツになってしまう必要はないのではないだろうか。古い体質を改善しつつ、運営に必要な資金を確保していくのは、そうとうな努力が必要な気がする。
2011.2.5
Intelの新しいチップセットIntel6シリーズでSATAポートに不具合が出る問題は、PCメーカー各社の新製品に搭載されているだけに影響が大きいようだ。ソフトウェアで修正が利くような問題ではなく、シリコンレベルで修正して再生産になったというから大ごとだ。
2011.1.30
先週は忙しいわ体調を崩すわでサイトの更新もままならなかった。世間では鳥インフルエンザや新燃岳の噴火、ザッケローニジャパンの躍進などいろいろあったわけだが、東京では降らない大雪も各地に大きな被害を出しているようで、春先に向かっての食糧事情が心配だ。
そういえば、旧サイトのアクセスカウンタが20万アクセスを超えていた。新サイトのアクセスカウンタは1か月というか20日間でちょうど1万アクセスを超えたところ。
2011.1.12
会社のMacPro (early 2008)のビデオカードがお亡くなりになってしまった。以前から不調だったのだが、電源を入れてもビデオ信号が出てこない。実は同じ現象は会社で3台目だったりする。結構よくある現象のようで、Apple Careに入っていれば無償交換もしてくれるようだが、何しろ業務用、交換用カードを待つのも困るので、いったん同世代の予備機からビデオカードを移植して、予備機用にはカードを買ってくることに。仕事柄MacProは結構な台数扱っているのだが、こういう不具合が出るのはearly 2008だけだねえ。
2011.1.10
新サイト(lacoocan)に移行を開始。ちょっと背景色を明るくしてみた。cssなど諸々見直し中だが、デザインそのものはまだ以前と大差なし。もうちょっとスタイルシートを使ったページらしくしてみたいところではある。
今年の正月は暮れに部屋の入れ替えを行ったせいで体力が尽きて、だらだら過ごしてしまった。世間ではネットおせち問題とかいろいろあったようだが、個人的にはたまっていた録画を消化するのに使っていたような…
そういえば新サイトでは、トップページのアクセスカウンターを取り払ってしまった。代わりに石神井公園のページにアクセスカウンターをつけてみたという変則技。まあ、たぶんそこが一番アクセスが多いだろうというのがあるので、ちょっと試してみようと思った次第。

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