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不定期日記 2016(日記というのか、これは?)
2016.12.31
去年の暮れに健康に気をつけようと書いたのに、逆流性食道炎になった2016年もそろそろ終わり。来年はまた大きく仕事が変わるのでより一層健康には気をつけて行きたい。
そういえば、来年でついに家を引っ越してから15年目、いろいろ手を入れなければならない部分も増えてきている。一度にできるわけでもないので、どこから手をつけるかが悩ましいところだ。14年半で変わったところといえば、電球の蛍光灯化を経てLED化が進んだり、エアコンや白物家電などの電化製品が入れ替わったことにともなって消費電力が下がっていき、引っ越してきた当時は時々起きたブレーカー落ちが最近すっかりなくなったこと。電気代も確実に下がっていると思うが、目に見える効果はむしろそちらのような気がする。
2016.12.11
来年にまたがるFormula-Eを除けば、今年のモータースポーツはあらかた終わったところでもあるので、ニコ・ロズベルグの引退と佐藤琢磨の移籍について。ロズベルグはインタビューでF1チャンピオンになることがゴールだったと語っていたそうで、一度チャンピオンになったくらいでは満足できない他のドライバーとは大きく考え方が違うのだなと思わせる。まあ、F1では過去チャンピオンが引退したことが一度ならずあるので、ロズベルグだけが特別なわけでもない。メルセデスにとっては相当な痛手だと思うが、いきなり空席が出来たところに座りたいドライバーは大勢いるようだし、しばらくはストーブリーグが活況を呈することは間違いない。
さて、一方インディーカーではAJフォイト・レーシングがエンジンをシボレーにスイッチすることになったために佐藤琢磨がチームを離れることになり、結果としてアンドレッティ・オートスポート(英字の綴りは単数形のAutosport)に移籍するという。今年のインディ500で優勝したアレクサンダー・ロッシのいるチームで、4台体制という万全の構成で挑むわけだから、期待もあると同時に実力も試される年になりそうだ。アンドレッティといえばFormula-Eにも参戦しているが、佐藤琢磨も再び乗るようなことがあるだろうか、はたして。
2016.12.10
年賀状シーズンに備えて(笑)プリンタをCanon PIXUS TS8030に買い換えた。前のPIXUS MG6130は2010年モデルだが、購入は2011/5なので5年半ぶりということになる。さすがに最近はガタが来ていて、ハガキの連続投入が出来ないという年賀状印刷には致命的な状態になったのでやむなしというところ。あとは、今回のモデルからCANONもサイズが小さくなった(それでもEPSONよりは大きい)のがきっかけとも言える。
年賀状市場の縮小とともに家庭用プリンタはかつてほど市場に勢いがなくなって来ているような気もするが、セットアップがプリンタ本体でほとんどできるようになっていたり、いろいろ改良されていたのだなと。一部で情報が出ている排紙トレイの左側に紙が引っかかる初期不良もとりあえず出ていないようだ。
プリンタと合わせて今回買い替えたのが無線LANルータ。通信会社お仕着せのルータがあるのでブリッジルータとして使うわけだが、これまでのBuffalo WHR-1166DHPから、NECのPA-WG1200HPにしてみた。Buffaloのルータに慣れていたのだが、接続が安定せずたびたび再起動していたので別のメーカーにしてみた。NECのルータはクイック設定Webを起動しないと自分のアドレスがわからないという仕様なのがちょっと面倒ではあるが、慣れといえば慣れか。安定するかどうかはしばらく使ってみないとわからない。
2016.11.26
博多駅前の崩落現場跡、修復後10日ほどで路盤が70mm沈下したということでいったん通行禁止措置が取られたそう。流動化処理土の重みで地盤沈下したと考えられるようだが、その話を工事後に事前に周知しておいても良かったのではないかと思う。この先一気に沈下する可能性は低そうだが、しばらく監視は続けるようだ。
路盤が沈下するといえば、近所の元畑地を宅地化した区画整理地域の道路では何箇所か沈下している場所があったりする。都度補修はしているようだが、いつまでたっても徐々に沈下して行くのでそのあたりだけ地盤が弱いのだろうか。
2016.11.16
博多駅前で11/8に発生した道路の陥没事故。原因は地下鉄工事による岩盤の崩落ということのようだが、直前に気がついて避難を行い怪我人が出なかったことは幸いだった。過去にも似たような事故は起きているそうで、詳しい原因の究明と再発防止はこれからだろうが、発生から1週間後の11/15には元通り通行できるところまで復旧してしまったのは驚きだ。
東日本大震災のときも路肩が崩落した高速道路を6日後には復旧した例もあり、目算があっての突貫工事だったようだが、さながらテレビの特撮もので破壊された市街が、翌週には何事もなかったかのように元通りになっているかの如くであった。お役所仕事などと日頃揶揄されるが、いざとなればやれるという日本的チームワークの発露といったところか。ここはよくやったと褒めるべきところだと思う。
とはいえ、日常生活の場である道路を通行止にせず地下を掘りすすめる工事方法など、今後の問題がないのかはよく検証して欲しいとも思うのであった。
2016.9.22
無印良品の「泡立ち石けん」を愛用していたのだが、いままでのプレーンで香りの付いていないタイプが徐々に店頭から消えていて、代わりに香り付きのタイプに変わっていってしまうようだ。以前バスソープも同じように香りのないタイプが消えてしまって、泡立ち石けんに切り替えたのにそれもなくなるということか。柔軟剤もわざわざ無香料のものを探して手に入れている人間としては悲しい思いをしているのだが、世間一般の市場性からすれば致し方のない流れなのだろう。
香りの感受性に関しては個人差が大きい分野でもあるし、自分が問題ない匂いと感じるものが他の人に臭いと感じるようなものもあるので、今後も個人的に許容できる製品を探して買うしかないというところだ。市場的マイノリティということになるのかなと思ったりもする。
2016.8.6
作画グループ代表のばばよしあき氏が6月に死去したことに伴って、作画グループが6月末に解散したということを知った。創作漫画同人としては複数のプロ作家を抱えたかなり大規模なサークルであったが、2010年の「グループ101」(会員であった志水圭の追悼号)が最後の新刊となってしまったようだ。
その作画グループで活躍していた聖悠紀はいまだに「超人ロック」シリーズを連載しているわけで、それもなかなか凄いという話。このところはヤングキングOURSとコミックフラッバーの2誌掲載を続けているのだから、その創作力と根強い人気には驚かされる。なにしろ、第一作が同人誌に掲載されてから来年でついに50年になるという。商業誌に最初に乗った「炎の虎」が1979年なので、そこからでもすでに37年。1968年連載開始の「ゴルゴ31」や1976年連作開始の「こちら葛飾区亀有公園前派出書」と肩を並べる長寿作品という(ゴルゴ31は制作方式の違いはあるがその間休載したことがないというのが物凄い話だが)。
超人ロックはといえば、このところは初期作品のリメイクを終えたあと、初期には描かれなかったその先の時代を描いている感じだ。年表が更新されないのでもどかしいところはあるが、出てくるヒントを元に並べてみるとするならば、
少年キング連載最後の「神童」→(ブラドレーホルヒ)→「凍てついた星座」
「凍てついた星座」→(月光)→「ニルヴァーナ」
「久遠の瞳」→(ミラ)→「風の抱擁」→(ミラ)→「ニルヴァーナ」
宇宙暦900年代半ばから800年後→(クーガー)→「ニルヴァーナ」(つまりは宇宙暦1700年代?)
宇宙暦472年の汎銀河戦争から約1000年→(ジオイド弾)→「ニルヴァーナ」(それなら宇宙暦1400年代?)
「ニルヴァーナ」→(退役准将のID)→「ホーリーサークル」
「ホーリーサークル」→(超空間ネットワークの端末)→「刻の子供達」
「刻の子供達」→(パンダりん)→「ドラゴンズブラッド」(現時点ではおそらく一番未来の話)
「ニルヴァーナ」→(キューブ作家としてのラヴェンドラの名前)→「ラフラール」
ネオ・ラフノールがフレンダールに改名(宇宙暦800年代?)→(12代)→「ラフラール」(一世代60年なら1400年代後半以降?)
というところか。「嗤う男」も年代は新しそうなのだが、つながりがわからないなと。セテのマトリクスでロックが出てくるので新連邦時代なのは確かだが。
2016.7.31
ついにWindows10の無償アップグレード期間が日本時間では昨日終了となった。実際には、いったんアップグレードを行ってから元のWindows7や8.1にダウングレードしたPCでは今後も再度アップグレードが出来るようなので、一度もアップグレードしなかったPCだけが今後は無償アップグレードが出来なくなるということのようだ。
Windows7はサポート期間が2020/1/14までということになっているので、今回アップグレードを行わなかったユーザーはそれまでに新しいPCへの買い替えを検討することになるわけだが、そのころにはまだWindows10なのだろうか。Microsoftは今後Windows10のままでアップデートしていくようなことを言っていたが。
2016.7.21
もう1ヶ月近く経ってしまっているが、6/26のMoto2オランダGPで中上貴晶が初優勝を飾った。自動車レースと違い日本ではなかなか話題にならないが、MotoGPの各クラスで日本人が優勝したのは2010年のMoto2カタルニアGPの高橋裕紀以来6年ぶりということになる。一時期上位に入れず苦しんでいた時期もあった中上だが、最近はふたたび表彰台に乗るなど調子を上げてきていたこともあり、ようやく優勝できたという感が強いところはある。2009年の青山博一以来となるクラスチャンピオンの道は見えてくるだろうか。
2016.7.16
百日紅天気は悪いが今年も百日紅が咲いたよ。
2016.6.24
英国が国民投票でEUを離脱するという意思表示をしたことは、個人的にも驚きを持って受け止めている。経済に影響が、などと言ったところで日々の暮らしで不安を抱える人々には届かなかったということだろうか。長い戦争の反省の上に生まれたとされるEUだが、1967年にECが発足してからまだ49年、半世紀たたずに大きな方向展開の時期を迎えたことは間違いない。かつてソ連が崩壊するなど予想もしていなかったように、EUも分裂するのか、それとも結束を強めていくのか。
2016.6.17
Android 6.0にアップデートされたXperia Z5だが、LISMO(現時点でのバージョンは6.05.05)で楽曲が一部(というか大部分)再生されないという不具合に遭遇した。プレイリストに登録したはずの楽曲が一部消えているという不具合もあるのだが、プレイリストとは関係なく保存されている楽曲で再生できなものがある。
SONYの「ミュージック」アプリでは問題なく再生されるので、楽曲データそのものが消えているわけではないのだが、プレイリストをコンバートするのが面倒だ。
2016.6.10
XperiaのOSがAndroid 6.0にアップデートされたので適用してみた。が、PC側のソフトがPC Companionのままだったのでエラーに(苦笑)
Xperia Companionへのアップデートを先に促してくれれば良かったのに、そういうケアはされないようだ。Android 6.0になっても大きくインターフェイスが変わらないのでなんだか肩透かしを喰らった感じ。使い勝手はおいおいチェックするしかない。
Windows 10への「強制」アップデートがようやく一般メディアでも取り上げられるようになってきたようだ。個人的にはKB3035583を初めとする必要のないパッチを片っ端から削除しているのだが、実家のPCなどは日常メンテしているわけではないので、「勝手に」Windows 10になってしまったPCもあった(戻したが)。
Microsoftにすれば、「強制」でも「勝手に」でもないというのだろうが、PCに詳しくない年寄りなどに取ってみれば、自分で希望したわけでもないアップデートが意図せず適用されてしまうという構造自体が問題なのだと思うのだ。もっとも、MacOS XやiOSも放っておけば「勝手に」新しいバージョンにアップデートされてしまうのだが、Android同様大きく使い勝手が変わらない範囲であれば適用されても気が付かないから気にならないという人は多いのだろう。
6/3土曜日のMoto2カタルーニャGP、フリープラクティス2での転倒事故によりルイス・サロム選手が亡くなった。高速コーナー手前で転倒し、先行して滑っていったバイクがエアウォールにぶつかって跳ね上がったところへ、後ろから滑ってきたサロムが激突したようだ。2011年にレース中の事故で亡くなったシモンチェリ以降5年近く死亡事故がなかったMotoGPだが、生身でバイクを操り、生命の危険と向き合いながらレースをしているということに改めて気付かされる。しかし、それでもカタルーニャGPは中止されなかったし、これからもレースは続くのだ。我々は目を逸らさずにそれを見守ることしかできない。R.I.P.
最後に明るいニュースもひとつ。6/8に理科学研究所とIUPACから113番元素(ununtrium)の名称案が「nihonium(Nh)」であることが発表された。1908年(明治40年)に小川正孝が75番元素のrhenium(Rh)を43番元素として「発見」し、nipponiumと命名したものの取り消されて以来、100年越しでの日本で発見された元素の命名となる(正式決定は5ヶ月間のパブリックレビュー後)。
個人的には周期表にひとつもない「J」一文字でjaponiumというのもなかなか良かったのではと思うが、アジアでも初という命名権の獲得で英語名ではなく母国語名(nipponiumは上に書いた経緯があって使えない)にこだわったというのもそれはそれで面白いか。役には立たないが歴史に残る出来事であることは間違いない。
同時に名称案が発表された115番がmoscovium(Mc、116番livermoriumでは採用されなかった名前)、117番がtennessine(Ts、ハロゲンなので末尾は-iumではなく-ine)、118番がoganesson(Og、これは地名ではなく人名Yuri Tsolakovich Oganessianから)だそうなので、次に理研が新元素を発見したら設備のある地名(埼玉県和光市)でwakosium(WaかWk?)とか、仁科加速器研究センターの名前になっている仁科芳雄からnishinanium(Ns?)あたりが候補になるだろうか。和光市の旧称が大和町なのでyamatonium(YaかYm?)とか宇宙戦艦が出てきそうな名前も検討されたとかされないとか。
それにしても、これで今年の11月には周期表が第7周期まで全部正式名称で埋まることになるかと思うと、なかなか感慨深いものがある。20年前にはまだ103番のlawrencium(Lr)までしか名前がなかったのだから。
2016.5.28
このところ胃もたれがするので医者に行ったところ、逆流性食道炎ではないかという診断だった。で、カフェインは避けるように指示されたのだが、となるとコーヒーが飲めないではないか。1日2〜3杯程度コーヒーを飲んでいる身としては、これは辛いのでデカフェ(カフェインレスコーヒー)を試してみることに。まあ、カフェインレスでもコーヒーは良くないという説もあるし、あまり量を飲まないように注意するとして、現在日本で発売されているものはジクロロメタンでの抽出はしていないようなので、この機会に経験してみるのもいいだろうということで。
そんなわけで某社のでカフェインレスコーヒーでカフェオレを作ってみたが、心配したほどの違和感はなく、味もまあ若干薄いかという程度。これならいいかなと思った次第。
2016.5.17
タブレットとMacでキーボードを強要するべく、LogicoolのBluetooth Multi-Device Keyboard k480を買ってきた。WindowsとMacOSのどちらにも対応できる(AndroidやiOSにも対応)優れものだが、Appleキーボードよりもキーの数が多いのでちょっと戸惑う。下に敷かれているWacomのタブレットと色がお揃いなのは意図的ではある。
ところで、ひとつ気になるのが、MacOSでのFn+矢印キーの挙動。なぜかPageUp、PageDownとして動作してくれない。
Logitecのサイト(英文)を見たら、ソフトウェアをインストールしないとダメとあったので、日本のロジクールのサイトからダウンロード、インストールしてみたがこれはCaps lockキーのステータスを表示するくらいしか機能がない(ソフトウェアをインストールしないとできないのは輝度調整とファンクションキーの動作設定だったorz)。ううむ。
2016.5.15
花粉症の季節も終わったというのに鼻の調子が悪い。GWに実家の掃除をしたのがそもそもの原因だと思うが、ホコリ(ハウスダスト)のアレルギー源はダニやカビだけではなく家の中に入り込んだ花粉もあるという。春先に服について家に入ってきて、服から落ちてホコリになるわけだから然もありなん。メガネ、マスクや空気清浄機でそれなりに症状は緩和できるのだが、完全に避けられるわけでもない。掃除しないわけにもいかないところが悩ましい。
2016.5.1
家庭向け電力小売の自由化から1ヶ月、電力の購入先を新電力に切り替えた家庭はまだ1.2%に止まるという。正直、どれがどれやら分かりにくいというのはあると思うが、新電力各社ともそれほど熱心に売り込みをしている様子もなく、切り替えができること自体が十分周知されていないのではないかという気もする。
もっとも、うちはもう切り替えてしまったので、あまり熱心に売り込みをされてもうっとおしいだけなのだが(笑)
2016.4.23
当初震度6強とされていた4/16未明の地震は、データが送信されていなかった益城(ましき)町と西原村で震度7を記録していたことがわかったそうだ。連続してほぼ同じ地域に震度7が来るというのは1949年に震度7が設定されてから初めての事態で、1981年の建築基準法施行令の改正以降に建てられた新しい耐震基準の建物でも耐え切れなかったとしてもおかしくはない。
二回の地震はそれぞれが独立の地震で前震、本震ではないという意見もある。さらに、これまで見つかっていなかった新しい断層の活動も見つかっており、地震に類型化など無意味なのだと事実が告げているのではないかとも思えてくる。過去の経験を活かすのは重要なのだが、過去の経験で全てが分かるわけではないのだということも身にしみておかなければならないのだろう。自らの身に降りかかった時に、このときの記憶を活かせるようにしておかなければと思う。
話は変わるが、工事中の新名神高速道路有馬川橋の落下事故。送出し工法といえば石神井公園駅の高架化工事でも2009/7ごろに見かけたアレだ。実際には石神井公園駅のはスパンバイスパン工法、今回のはU桁リフティング工法という異なる方式なのだそうだ。
調べてみたところ、昨年9月に今治市の国道196号で送り出し工法(スパンバイスパンのようだ)の架設中に橋桁が落下する事故が起きているが、このときは手延べ機から吊り下げていた橋桁が落ちたようなので、今回とは状況が異なるようだ(ちなみに請け負った建設会社は同じ)。これも、安全な工法だから事故は起きないという過信があったのではないか。三菱自動車の一件もそうだが、「起こるはずがない」という思い込みの結果という共通項があるような気がしてならない。
(参考)国土交通省のリリース
2016.4.16
4/14夜に発生した震度7の大地震で終わりではなく、現時点では本震とされるのが4/16未明のM7.3だった平成28年熊本地震。中央構造線の西にある別府-島原地溝帯に沿って熊本側の布田川断層帯から大分側の別府-万年(はねやま)山断層帯まで地震の領域が広がっていて、最初の地震が発生した日奈久断層帯とは別の断層に活動が移っているのではないかという説も出ている。
熊本は地震が少ないと言われていたそうだが、明治22年(1889年)にはほぼ同じ領域でM6.3の地震が起きているとされ、当時陸軍第6師団があった熊本城の石垣が今回同様崩落している写真も残されている。
(参考)国立科学博物館地震資料室
いずれにせよ、今回のように内陸の広い範囲で連続的に大きい地震が起きるというのは経験がなく、最初の大地震で被害がなくても、本震で大きな被害を受けた建物なども多いようだ。地震の起きかたは東日本大震災に近く、直下型で震度が大きいのは阪神・淡路大震災に近い(兵庫県南部地震もM7.3だった)とも言われる。被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げたい。
2016.4.13
国土交通省が4/12に発表した「改良すべき踏切道」のリストに西武池袋線の石神井公園10号踏切が指定されていた。連続立体化工事では範囲外となり生き残ってしまった踏切だが、交通遮断量と踏切遮断時間が「踏切道改良促進法施行規則」の要件に合致したようだ。
とはいえ、駅前で特に歩行者の交通量が多い踏切としては廃止するわけにもいかないだろうし、東武東上線成増駅西側の東上58号踏切のように横断歩道を付けるなどの対策を行うのだろうか。いっそ、駅のコンコースを東に引き伸ばして、橋上に東口を作ってしまうというのはどうだろうか。
2016.4.4
改造後の折りたたみメニューだが、機能的にはcssの隣接セレクタを使ったもの。非表示にしたチェックボックスを使って表示のオン、オフを切り替えているのだが、隣接している要素の下位に入っている要素のスタイルの一部が機能していないという状況だった。機能しているスタイルもあるのが謎。
一般的にはあまりややこしい設定を隣接セレクタに持ち込んでいる例はないようなので、試行錯誤が必要か。
ちなみにこの隣接セレクタはWindows版のInternet Explorer 6以前では対応していないそうだ。IE7やIE8でも一部の動作に不具合があるようだが、すでにMicrosoftがサポートを終了したことでもあるし、割り切って使っていくととしたい。
2016.4.3
この週末はモータースポーツの開催集中日で、F1、フォーミュラE、MotoGP、SBK、インディーカーと軒並み開催される。WTCC(世界ツーリングカー選手権)も今日だ。アロンソの代役でバンドーンがF1に出る関係で、4/23のスーパーフォーミュラはカーティケヤンが出る(去年と同じチームなので実際には復帰)そうだ。
F1の予選方式は、初戦のオーストラリアGP直後のレース関係者によるミーティングでは取りやめて昨年の方式に戻すことを決めたはずだったが、運営サイドが了承せずバーレーンGPでも新方式のまま行われた。結果前回よりもややマシだったが、終了3分前で結果が決まってしまい、チェッカーのときには誰も走っていないQ3というのはやはりどうなんでしょうかね。
狭幅時にトップページの一部を折りたたみメニューにしてあったのだが、cssの隣接セレクタを使ってjavascriptを使わない方法に切り替えてみた。一回タップでちゃんと表示されるようになったが、今度は折りたたまれた部分の子要素がうまく機能していないようだ。なかなか思った通りにはならないねえ。
2016.3.27
池袋駅東口西武池袋線の池袋駅東口。天井部分の改修工事に合わせて明治通り側の1階ゲートもリニューアルされた。西武鉄道のリリースだと水玉模様はなかったのだが。
2016.3.21
いよいよ本格的にモータースポーツシーズンが始まった。F1では初戦のオーストラリアGPで採用した新予選方式が大不評(苦笑)
Q1、Q2は90秒ごとに一番遅いマシンが脱落していくというところで、それなりに緊張感があってよかったのだが問題はQ3。上位8台の順位を決めるところで遅い方から脱落していくので、途中で予選結果が分かってしまう上に、最後は2分以上走っているマシンがないという(4位が脱落した時点で上位4台の順位が確定してしまい、走る必要がなくなった)。これでは緊張感もあったものではない。
結局次戦から元の予選方式に戻すそうだが、最近では珍しい失敗例になってしまった。
決勝ではアロンソの大クラッシュで肝を冷やしたが、マシンがバラバラでもドライバーは怪我がなくなにより※。
※アロンソはその後の検査で肋骨骨折と肺の損傷が見つかり、バーレーンGPは欠場となった。
2016.2.29
霰石神井公園駅に降り立ったら霰が降っていた。気温が高かったか、降ったそばから溶けて消えてしまったが、ちょっとびっくり。
2016.2.27
今更ながらだが、Macのcontrolキーとcommnandキーは環境設定のキーボード>修飾キーで切り替えられることに気がついた。Karabinerなしでもできるとは、OSの機能なのに気がついていなかったとはお恥ずかしい限り。さっそく設定しましたとも。
ついでにWindows 10側も動作を合わせるためにCtrl2capsでCaps LockキーをCtrlに変えてみた。
2016.2.23
@homepageにあった旧サイトを閉鎖した。自動転送設定はこのサイトにしておいたので大きな問題はないはずだ。移行に伴って確保した2GBのスペースはどう使ったものか。
2016.2.17
東芝がPC事業の富士通、VAIOとの統合を前提に生産から撤退するという報道があった。すでに国内の製造拠点であった青梅事業所については閉鎖が決定しているという(東芝2015/12/21発表済み)が、今回の産経新聞報道では残った海外拠点である中国浙江省の杭州工場(東芝情報機器杭州社)を売却するという。東芝はまだ事実として認めていないが、本体の業績悪化を受けてファブレス化は既定路線のようにも思える。
ところで、MacOSX用Adobe Creative Cloud ver3.5.0.206でルートディレクトリのABC順が最も若いディレクトリが勝手に削除されてしまうバグ。ver3.5.1.209で修正されているとのことだが、いくらなんでも酷いバグだ。とりあえず問題のバージョンをインストールしていなかったので大事に至らなかったが、タブレットをつないだ状態でセキュリティアップデートを適用したら起動しなくなったという某OS(苦笑)に負けずとも劣らない問題だと個人的には思う。
2016.2.15
実は先月リリースが出ていたのだが、@niftyの接続会員向けホームページサービス「@homepage」が9/29で終了するという。1999/11/4に開設したサイトを持っている身としては、ついに移行を検討せざるをえない状況になった。既存ユーザーにはLaCoocanに2GBの無料スペースが貰えるという話なのだが、それってライトプラン(1GB)より条件がいいのね。CGIも使えるし。
2016.2.13
wwwがworld wide webの略だと知らない人が増えていると聞いて(笑)
1996年からサイトを持っている身としては、至極当たり前だと思っていたwww。アドレスを表現するときは仕方ないが、通常は「ワールドワイドウェブ」とか「ダブリューダブリューダブリュー」というのも面倒なので、日本では一般的に「ウェブ」と書かれて高低アクセントが「ブ」に来て「下」とか「ジョブ」と同じ発音になる。ところが、英語では「e」にアクセントがある/wéb/なので「ウェッ(ブ)」に近い発音になる(雰囲気は「植える」、に近いか?)。
個人的には後者で入ったので未だに日本風の発音に違和感があるのだが、世間では逆なようだ。まあ、「ウ」と「ェ」の間にアクセントの高低を持ってくるのは日本語では無理(「ウェ」で一音節という意識があるから)なので、自然の流れなのだろう。「ウエブ」とエを大きく書いていたら違っていたのかもしれない(weddingがウエディングというような)。
(参考)日本語教育用アクセント辞典
2016.2.12
すごい発見だけど、なんのことだかよく分からないと噂の重力波。重力で空間が歪むこと自体は重力レンズ効果で確認されていたが、空間(実際には時間と空間を合わせた「時空」だが)の歪みのゆらぎを波として観測できたことが意味深い。もっとも、波の振幅は東大の説明によれば「発生源が太陽の距離だとして、地球上で1mの長さが6億分の1mmも(!)伸び縮みするレベル」という(今回は13億光年彼方なので、それよりはるかに小さい振幅になる)から、さざ波というにもささやかなもの。個人的には、重力を伝える媒体とされる未発見の重力子にも関心があるのだが。
(参考)KAGRA 大型低温重力波望遠鏡
2016.2.11
西武鉄道が、休止扱いとなっていた安比奈線の跡地に予定していた車両基地の整備計画を廃止すると発表した。もともと入間川の砂利採取目的で敷設された路線だが、昭和38年(1963年)に休止となって以来、ついに復活することなくその歴史を閉じることになった(正式な廃止は11月だという)。一度現地を訪れてみたいと思っていたのだが、今後は廃止に誘われて人出も増えるだろうし、静かに見送るのは難しそうだなと。
2016.1.22
雪いまさらながら、1/18朝の公園。都内では一昨年2月以来のまとまった積雪だったような気がするが、朝には雨になっていたこともあり積雪自体はそれほどでもなかった。とはいえ、都内の交通機関は乱れまくりだった。
こちらも前回から2年とちょっと、スマートフォンの機種変更を行った。今回はXperia Z5を選択。とりあえず巷で騒がれているような不具合は出ていないように感じるが、しばらく使ってみないとなんとも言えない。
2016.1.10
Windows Vista, 7, 8とServer 2008, 2008R2におけるInternet Explorerの一部バージョンのサポートが13日(北米時間では12日)で終わるそうだ。具体的にはVistaと2008を除くIE9以下のバージョンとIE10(Windows Server 2012ではサポート継続)。Windows 8(8.1ではない)はOS自体もサポート終了なのでまあいいとして、ついにInternet Explorer 7と8のサポートがなくなるのは大きな出来事だろう。
IE7は2006年リリースなのでほぼ10年間、IE8は2009年からほぼ7年現役だったわけだが、この世代のInternet Explorerは色々と互換性に問題があって、HTMLコーディングする上では厄介な存在だった。このサイトでも、cssにIE8以下でのバグ避けが仕込んであるわけで、一応公式見解としては気にする必要がなくなるのは良しとしておくべきか。
2016.1.4
正月早々何をしていたかといえば、Windows7のアップデート。夜間に自動アップデートされるように設定してあるPCは、実際には夜間に起動していないと更新ファイルが蓄積されていき、しまいには起動後いつまでたってもsvchost.exeがCPUを喰っていて使い物にならない状態になる。
対症療法だが、とりあえずは「ディスクのクリーンアップ」を実行して「システムファイルのクリーンアップ」から「Windows Updateのクリーンアップ」で更新済みのファイルを削除しないと、これの再評価を延々とやっているらしい。
さらにWindows10が間違いなく使えないPCでも「Windows10を入手する」アイコンが出てくるので、これを消すのには「インストールされた更新プログラム」の中から「Microsoft Windows(KB3035583)の更新プログラム」をアンインストールしたうえで、一度再起動してから改めて「インストールする更新プログラムの選択」に出てくるこの更新プログラムを「更新プログラムの非表示」としてやる必要がある。ついでに言えばSkypeも勝手にインストールしようとするのはやめてほしいのだが。

by Natrium