地下化直前の小田急下北沢駅(2013年3月)
地下化を一週間後に控えた小田急線下北沢駅に行ってきた。
駅の外側、歩道橋から井の頭線と小田急線の立体交差部分を見る。トタン屋根のホーム上屋もいずれ解体されてしまう。
かつて賑わっていた駅前食品市場は開いている店もほとんどない様子だった。
若者が集まる街というイメージのある下北沢だが、市場はいつ建てられたのかもわからない飲み屋などもたくさんあった。
照明もついていない通路の奥には、まだ営業している店舗が見える。かつてこの通路あたりには衣料品店が多く並んでいたという。
大正13年(1924年)創業とある菓子屋。ここはだいぶ前から開いてはいなかったようではある。
東北沢6号踏切から下りホームを見たところ。1053Fの前面にも地下化を知らせるステッカーが貼られている。
※1053Fは2021/2に廃車となった。
踏切から東北沢駅方向を見る。今回廃止となる東北沢2号、3号、4号、5号踏切が見える。
※東北沢1号踏切は東北沢駅のホーム延伸時に廃止されている。
自動販売機が主流になる前は、こういう対人窓口で切符を買っていた。フリーパスなどを買うときは声をかければ対応してもらえたようだが、いろいろなものに埋もれてしまっている。
いつ行っても薄暗かった印象がある上りホーム。右側の中二階的通路は小田急線の改札から井の頭線のホームに向かう通路。写真右奥の階段を上っていくと井の頭線ホームに行けた。写真左に井の頭線の橋脚が見える。
地上に設置された新しい改札。写真奥を走る地上線は廃止されてしまうのでそこから乗れるわけではない。