富山・高山(1980年6月)
大昔のネガフィルムを発見したのでピックアップしてみる。
まずは富山駅停車中の485系特急「雷鳥」。ボンネット形の先頭車にはまだイラストマークがついていない。
当時の高山駅舎は2014年まで使われていたそう。このときは当然ながらまだJR東海マークは付いていない。
高山駅上り1番線停車中の特急「北アルプス」。当時乗り入れてきていた名鉄の気動車キハ8000系で車番は読み取れない。
停車位置が駅北側になっているので、立山から来てここで前方に3両増結するのを待っているのではないかと思われる。
前方に3両増結した北アルプス。先頭車の車番はここからはわからないが、側面には8204と書かれていたようだ。
いずれもヘッドマークはまだ文字で、立山連峰の絵が入った1980年7月よりも前であることは確か。
1番線脇の貨物側線にあったトラバーサ(貨車用遷車台)。二軸貨車を転線させるために使用するもので、昔の貨物駅には結構あったらしい。
高山駅は1986年で貨物の取扱いを廃止しており、現在は残っていない。
向かい側2番線に停車中のキハ80系特急「ひだ」。こちらもヘッドマークはまだ文字だけのものになっている。
南側の国道158号跨線橋から見た高山駅全景。
写真左奥にはまだ蒸気機関車用の転車台と扇形車庫(1993年に解体)が残っていたはずだが、残念ながらよくわからない。扇形車庫はわずかに見えるような気もしないでもないが。