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2022年1月
 
2022/1/3 (第852回)補助230号線
別荘橋坂上
正月休みは石神井公園駅付近に動きがないので、補助230号線を別荘橋側から大泉学園町へ向かって見ていくことにする。
別荘橋坂上から西側は用地確保が済んでいる部分だが、手前の道路開放工事に併せて歩道部分の準備工事が行われたものの、車道は拡幅せずにそのままとなっている。
半分完成
白子川に架かる中里橋から坂を上がってきたところを大泉方向に見る。補助230号線が開通したときには、中里橋から上ってくる道路を車両通行止めとするらしいが、写真中央部分を左右に通る坂道は補助230号線よりかなり低い位置を通っているので、橋で渡るのではなく土盛りしてしまうということか。
万年橋へ向かって1区画だけ、南側の側溝が完成している部分があるが、そこから西側の工事は進んでいないのでこの部分が供用される日はまだ先のようだ。
外環交差部
万年橋から西側はもとからある道路(古くは白子川の支流水路で、写真中央道路の真ん中に水路が残っている)を拡幅して使うことになる。
外環道を交差した先はまだ用地が確保されておらず、写真正面に見える竹藪の方へまっすぐ伸びていくことになるはずだ。
大泉町駅予定地
地下を走る外環道の上には大泉町駅(仮称)の駅前広場予定地が確保されている。
このあたりはいわゆる鉄道空白地域で、バス路線もおおむね15分おきに大泉学園駅と和光市駅の間を走る泉39系統しかないので駅ができれば相当便利になると思うが、回りに商業施設がほとんどないのは気になるところ。駅ができたら外環道の上に商業施設ができるのかもしれない。
フェンス
竹藪の向こうは住宅地を斜めに道路予定地が進んでいく。かなり用地の確保が進んでいる印象がある。
補助233号線
途中、長久保から南へ伸びてくる予定の補助233号線が突き当たる。補助233号線は道幅は狭いが並行して相互通行可能な道路があり、別荘橋通りも使えることを考えると補助230号線が完成しない限り機能させるのは難しいところ。
大泉学園町
大泉学園町に入ったところで補助230号線は西向きに転進し、大泉学園通りに向かっていく。
大泉学園町駅
当面大江戸線の終点として想定されている大泉学園町駅の駅前広場予定地は、大泉学園通りのヤマダデンキ テックランド大泉学園店PC館の駐車場として使われている。
補助230号線も事業認可されているのはここまでだが、計画としてはここからさらに西へ進んだ後で南へ転身し、西武新宿線の武蔵関駅西側を通過して青梅街道までつながることになっている。関町北(新青梅街道と青梅街道の間)では今年2022年の事業認可が予定されているそうだが、地元でも賛否は分かれていると聞く。
大江戸線はここから先の計画は未定で、もともとは大泉学園通りの下を進んで西武池袋線の大泉学園駅へ向かうルートが想定されていたようだが、新座市を通って武蔵野線の東所沢駅まで延伸する案が運輸政策審議会で答申(武蔵野線方面という表現で)されている。通過する新座市や清瀬市、終点となる所沢市では促進活動も行われている(練馬区も行っているが)。
2022/1/7 (第853回)残雪
残雪
1/6の都内での積雪は翌日夜でもこんな感じで残っていた。
2022/1/10 (第854回)西武新宿線地下化工事
中井5号踏切
今回は連続立体交差化ということで地下化工事が進んでいる西武池袋線を見ていこう。写真は中井5号踏切から西側、新井薬師前駅に向かって上っていくところ。ここから西側が地下化工事の領域になっているが、まだこのあたりは用地が確保されているだけで工事は進んでいないように見える。
補助220号線
沼袋7号踏切の東側では、南北に西武新宿線を横断する補助220号線の用地確保が始まっている。山手通りと中野通りの間を走る「もみじ山通り」を早稲田通りから北に延長し、新青梅街道までつなげる予定となっている。
新井薬師前駅
中井7号踏切脇に新設された歩道橋から新井薬師前駅方向を見たところ。もともと駅東側に歩道橋があったのだが、工事で駅北側が通れなくなったため移設されたそうだ。歩道橋の南側は民有地の中を通って結構強引に作られているのだが、北側の出入り口が踏切からだいぶ離れた場所にあるため、残念ながらあまり利用されているようには見えない。
30106F
中井7号踏切に向かって上ってくる30106F。
駅前広場予定地
新井薬師前駅南側には、将来駅前交通広場になる場所の用地確保が始まっていた。
掘る
新井薬師前駅北口の西側では土地を掘り下げる工事が進んでいる。
薬1
新井薬師前1号踏切から西側はまったく工事をしている気配がない。
薬2
中野通りが西武新宿線を渡る新井薬師前2号踏切から沼袋方向を見る。中野通りは交通量が多いので、地下化による恩恵を大きく受けるだろう。
30104F
新井薬師前3号踏切に向かう30104F。沼袋駅南側には、大きな構造物が造られている。
沼袋駅
沼袋1号踏切から沼袋駅を見る。南北の旧駅舎は解体され、南側の下りホームは中線側に移設された。
沼2
沼袋2号踏切から野方方向を見る。野方に向かって登りになっているが、この先の沼袋3号踏切西側で西武新宿線が地下から出てくる予定になっている。
沼3
沼袋3号踏切から沼袋方向を見る。この辺りは南側の道路を閉鎖して線路を南へ動かし、北側に作業スペースを作っている。
沼4
沼袋4号踏切から野方方向を見る。西武新宿線はこの辺りで地上に戻ってくる予定なので、この踏切は道路ごと廃止になってしまうそうだ。(歩道橋が設けられるらしい)
野方駅
野方駅のホーム西端から沼袋方向を見る。駅の近くまで北側に作業スペースが確保されている。
by Natrium