ニューヨーク(2006年3月)
聖パトリック(パトリキウス)はアイルランドの守護聖人。5世紀にアイルランドにキリスト教(東西分裂前)を布教した宣教師なのですな。
3/17はその聖パトリックの命日とされ、アイルランド人の多いアメリカでも祝日ではないものの、あちこちでシンボルカラーの緑色にお目にかかれる日ということ。
NYに着いたのが夜中だったので、街中を徘徊する緑の服を着た集団を見ることはできませんでしたが、この日は
エンパイアステートビルも緑色にライトアップ。緑色は年に2回しかない珍しい照明の色だそうです。
でもって
ラジオシティ。右下にNYらしくリムジンが写りこんでいたり。
5番街を歩いていたら遭遇した巨大なトラックが巨大なリムジンバスをレッカー移動中?
駐車違反で強制移動というわけではなさそうですが、ちょっとびっくり。
3月といえどニューヨークはまだ寒かった。華氏29°って氷点下だよ(T_T)
朝の
セントラルパーク。朝の公園は写真のおじさんのようなジョガーだらけであった。
コロンバスサークル入口の売店でカフェオレとパウンドケーキを買って朝食にしたが、パウンドケーキ甘すぎ(苦笑)
カフェオレはおいしかった。寒かったけど。
セントラルパークのコロンバスサークル入口に建つ像。交差点の中央にある白亜の像がクリストファー・コロンブス像だと書かれている本などが多いのだが、これもコロンブス像だという説も。実際はどうなのやら。
セントラルパークは自然に出来た場所ではなく、19世紀半ばに住人(主にアフリカ系、アイルランド系)を強制移住させて場所を空け、人工的に設計された公園。まあ、150年近くもたてば当たり前のようになっているもの当然か。
そして地下鉄のコロンバスサークル駅へ。以前は犯罪の巣だった地下鉄も現在はすっかり安全。観光客や学生らしき人々がのんびり電車の到着を待っていました。
しかし、この駅のレトロさ加減はなかなか。昔の銀座線みたい…
1号線を一駅南へ下った50丁目駅の壁には、不思議の国のアリスらしき壁画(Alice: The Way Out (1994), Liliana Porter)がタイルで描かれていました。
フキ出しをつまんでいるあたりがなんだか日本の漫画のようで笑える一枚。
鉄骨だらけの地下鉄。中央部分は急行用の通過線らしいが、一度も電車は走ってこなかった。
暗がりでフラッシュなしなのでブレブレ(悲)
ステンレスカーなのだが、妙に正面がごつい顔だったのが印象的。通勤時間前だったか、座れないくらいの混雑だった。
地上へ出るとそこはブロードウェイ。これはマンマ・ミーアを上演し続けているウインターガーデンシアター。
マクドナルドはどこへ行っても変わらない。手前の微妙に腰が入ってない工事中マークがキュート(笑)
ニューヨークにもいた二階建てバス。グレイライン・ニューヨークが運行しているようですね。
残念ながら飛行機の時間もあり、乗っている場合ではなかった。
ニューヨークといえばイエローキャブ(正式名称は
NYC TAXI)。とにかくやたらと居る。
ニューヨーカーの運転手曰く、「Cute, but useless.」(かわいいけど、使い物にならない)なエアトレイン。マンハッタンに直行できず、列車(ロングアイランド鉄道)や地下鉄に乗り換えないとならないのが不便なのか。
2両編成のほかに、単行運転もあるそうだ。