ねりまっぷで
今回の経路を見る。
石神井川の南側、崖下の水路式を辿る。
元締山の森緑地を左に見て、石神井川の脇に細い水路敷が西へ向かっている。左の道路は崖の上へ登っていく坂道。
このページの写真は特記のない限り2013/1/5撮影。
笹目通り付近ではなだらかな斜面だったのが、いきなり垂直の崖になる。
くねくねと続く水路敷の左に階段が出現。
昭和22年の空中写真にも見える崖を上る階段。
階段を上がってすぐ右が南田中憩いの森。
こちらも昭和22年の空中写真にある斜めに下る坂を下りてきたところで水路敷に戻る。
その先で水路敷は道路に合流し、歩道部分となって進む。
人も車もほとんど通らないので、青空駐車には絶好のポイントなのだろう。
（上の写真にも1台映り込んでいるが）
このあたりはひたすら崖沿いの緑地が続く。
塚越の森緑地は、実は柵の手前側。奥は南田中稲荷憩いの森。
南田中稲荷憩いの森の先で、妙に広い場所に出る。アパート建設時にこのあたり一帯は一度更地になっているので、なぜこのような広場になったのかはよく分からない。
写真中央左の歩行者専用標識のところは上り坂になっている。
坂道の方はこんな感じ。古くからの道なのだろう。
崖の上には南田中稲荷天祖神社がある。稲荷神社としては元和元年（1615年）の創建とのこと。
水路敷側は、一転フラットな景色。
さきほどの坂道と反対の西側に降りてくる坂道。自転車で駆け下りてくるとかなり危険そうだ。
合流点の先で、歩道部分の幅がいきなり狭くなる。
細くなった歩道のまま、山下橋へ向かう。
川沿いの道に合流。写真奥の信号が山下橋。
山下橋側から下流を見る。
歩道の中央に街路樹があり、その右側にはマンホールが並んでいることから、右側は水路だったのだろう。
さて、山下橋のたもと、民家の脇に「道路新設記念碑」なるものが建っている。
（この写真は2013/4/20撮影）
裏側に書かれた銘によれば、大正15年の開通とある。わずかな距離の細道だが、石神井川に突き出た丘陵の先端部分になっていて、かつてはまっすぐ南下する道がなかったのだろう。
