OpenStreetMapで和田堀緑道周辺を見る。和田堀緑地は緑道の中間部分にある公園。

国土地理院Webサイトから昭和22年空中写真（米軍撮影）を見る。
和田堀は石神井池から石神井川へ合流する支流で、昭和22年ごろは山下橋よりも下流、和田前歩道橋の東側で合流していたらしい。

山下橋の左岸側。和田堀からの合流口が見える。
ここからの写真は2013/1/5撮影。

山下橋から和田堀方向を見る。
コンビニの前を歩道が通っていくが、これが流路を付け替えられた和田堀の末端部。

ズームしてみる。松の木が植えられた歩道には、藤棚のようなものも設置されている。

道路を跨いで上流方向へ緑道が進む。

水路を模した親水公園のようになっているが、水は流れていなかった。

水路の向こう側、かつては溜池だったらしい場所にあるのが和田堀緑地。緑地というか、児童公園に見えるが。

その先も小川っぽく演出されているが、水はない。

わりと中途半端な場所にある小川の出発点。

その上流にも、別の小川風構造物があるが、こちらも水はない。

補助132号線工事現場側から下流方向を見る。水路は工事現場で途切れている。
ここからの写真は2013/1/26撮影。

一本西の道路から下流方向を見る。補助132号線のルート上、写真右側に「和田堀緑道」の石標が置かれている。

逆光で見づらいが「和田堀緑道」と彫られている。

石神井公園東端にある和田堀の取水口。現役でかなりの水量が流れ込んでいる。
後ろに見える橋の欄干は石神井公園駅へ向かう道路に架かる。

南側から補助132号線予定地を跨ぐ和田堀緑道を見る。
風情のある立木もろとも工事で撤去されてしまうであろうところがちょっと残念ではある。
この写真は2012/12/29撮影。

ちょっと遡って2011/6/27の姿、左側が石神井公園駅へ向かう現道で、和田堀緑道に架かる欄干が見える。右側は工事が始まる前の補助132号線。

和田堀の周辺には、いくつか支流らしき水路敷が残る。
写真は北側にある和田堀公園（杉並区の和田堀公園の方が有名だが）の交差点西側から石神井池に向かう水路敷。ここから下流は道路と都営南田中アパートの敷地になってしまい、痕跡は残っていない。
ここからの写真は2013/1/5撮影。

マンションの間に水路敷が細長く続いている。

水路敷は補助132号線予定地あたりから始まっていた。

上の写真から左に曲がる道を和田堀緑道側から見る。ここも水路敷のようだ。和田堀から分岐しているようにも見える。

石神井公園前交差点から東寄りに進んだところにある水路敷。
この写真は2013/4/20撮影。

石神井公園前バス停脇の水路敷。
この写真は2013/5/11撮影。

禅定院前バス停向かい側にある水路敷。
路面にはなぜか「路」の字だけ鮮やかに書き直されている。
この写真は2013/11/23撮影。

和田堀の「和田」はこのあたり（大字下石神井）の字名で、和田堀公園から坂を上がったところには和田稲荷神社がある。
創建年代は不詳とされるが、江戸時代に伏見稲荷を勧進したのが始まりらしい。二本の柱の上端に台輪と呼ばれるリングがついているのは練馬区では珍しいのだとか。
この写真は2013/1/5撮影。