神田川周辺の水路敷群(方南町の支流)
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神田川の方南町近辺を見る。
神田川右岸にある旧流路跡から、中野区と杉並区の区界に沿って支流が流れているので、今回はそこを見てみよう。ただし、水路敷の大半は住宅地の中にあって道路に面していないので、前半は直接見ることは難しい。
神田川下流から南へ向かっていた旧流路が西に曲がるところで写真右奥に見える矢印のところに水路敷が見える。
ここからの写真は2022/8/6撮影。
道路から南に向かって伸びる水路敷。手前はきれいに砂利舗装されているが、奥は開渠がそのまま残っているように見える。
奥の方を望遠で撮影してみる。水面は見えないが、梯子式開渠がしっかり残っているのが見える。残念ながら道路がなく中に入っていくことは出来ないので、ここから東側の道路を大きく回り込んでいくしかない。
しばらく東側の道路を進んだところで、駐車場の奥、塀の手前に水路敷が見えた。
さきほどの駐車場から水路敷は東へ。最近建て替えられたマンションの裏手を進んでいき、東側の駐車場に出てくる。写真奥の自転車の間にみえる真新しいブロック塀の向こうには、水路敷が残っているのだが直接見ることは難しい。
駐車場から南へ。ここから区界は道路に沿っており、おそらくは水路も道路わきにあったのではないかと思われる。
前の写真奥で道路は突き当りになっており、区界はそこから東へ向かう。写真奥右側は、マンションと都営アパート敷地にそって歩道があり、おそらくはそこが水路敷だったのではないだろうか。
方南一丁目第2アパートに沿って区界と歩道が南へ回り込んでいく。
アパートの敷地が終わるところで歩道も唐突に終了。区界はここから斜め右(西)へ伸びており、正面は上り坂になっていくので、アパートの敷地北端あたりが上流端だったのではなかろうか。