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神田川周辺の水路敷群(久我山の旧流路)
地図
久我山駅前に掲示されていた地図を使って今回の探索範囲を見る。南北逆なので右が上流側。今回は久我山駅から上流側にある旧流路を見ていく。
右岸
まずは右岸側。駅前のサミットストアの裏側に枝分かれした道が遊歩道があるが、これが旧流路の水路敷。
このページの写真は2021/4/10撮影。
分岐
水路敷はすぐに神田川に戻っていってしまう。
中央公園
さらに上流側の旧流路は公園になっている。
モニュメント
久我山駅の近辺にはこういうストーンヘンジ的なモニュメントがいくつかある。
宮下橋公園
上流へ進んで宮下橋公園。写真左側の通路になっているあたりが旧流路の跡。
カーブ
公園全体が緩やかにカーブを描いている。
宮下橋へ
上流に向かって水路敷が伸びている。
分岐点
宮下橋の上流側で旧流路の分岐点を見たところ。
ところで宮下橋公園の南側、さきほどの旧流路とは別に上流に向かう未舗装の水路敷を発見。
通行止め
未舗装路が交差点の先では舗装路になっているが、入っていくことは出来ないようだ。おそらくかつてはこの先も未舗装だったのだと思うが、周辺の住宅造成と一緒に整備されたのではないかと思われる。
上流側
上流側まで回り込んでみた。こちらも真新しい車止めの下流側は通行止めになっている。
川へ
そこから神田川方向にも水路敷があった。
水路
上流側は再び通行できる水路敷となっている。車止めに「水路」と書かれているのは結構珍しい気がする。
アスファルト
こちらの水路敷はアスファルト舗装になっている。くねくねと水路敷が続いていく。
上流側
上流側の道路から水路敷を見る。縦横に車止めが設置されているのもわりと珍しいのではないだろうか。
ここから写真右(西)に向かって谷筋と旧流路があるが、そちらはまたの機会に見に来ることにしよう。
分岐
いったん神田川右岸へ。写真左の水路敷はさきほどの道路へ向かっているが、右側の水路敷は上流へ向かう旧流路になっている。
久我山駅
続いて左岸側を見ていこう。左岸側の旧流路は神田川との合流点付近が久我山駅の下になってしまっていてよくわからない。駅の吉祥寺方に斜めに突き当たる道が水路敷としてたどれる場所の始まりとなる。
駐輪場
駐輪場にそって上流に進んでいこう。
道路脇
道路わきに一段低くなった水路敷が残っている。
並木
住宅、水路敷、擁壁の上に並木ときて道路がある。水路敷の擁壁に木が植えられているのはあまり見かけない。
色違い
塗装された時期が違うのか微妙に色違いの車止め。水路敷は道路と別れ直進していく。
久我山稲荷神社
前の写真を右(北)に進んだところには久我山稲荷神社がある。久我山村の鎮守として祀られてきたが、久我山村は玉川上水が開通した承応二年(1653年)よりもあと、万治年間(1658年-1660年)あたりに開墾された土地で、神社もそのころに創建されたのではないかと推測されているようだ。
ポスト
久我山稲荷交差点の南側。水路敷の中にポストが設置されている。
川幅
上流に行くにしたがって、やや水路敷の幅が広くなってきたような気がする。
くねくね
住宅地の中をくねくねと水路敷が進んでいく。
道路
しばらく進んでいったところでふたたび道路に出た。
金太郎
道路を進んでいくと、道路が遊歩道に切り替わるところに白枠の金太郎がいた。杉並区に現在53基確認できる金太郎の車止めの中では、最も西に位置するのがここ。
モニュメント
金太郎から遊歩道を進んでいって、神田川が見えてきたところにある謎のモニュメント。
分岐点
モニュメントの先で神田川と旧流路は分岐していた。
by Natrium