前谷津川周辺の谷戸と水路敷(西台中央通りの谷)
OpenStreetMapで
西台から南側の地図を見る。東側の環状八号線沿いに流れる蓮根川、西側には前谷津川の支流があるが、今回はその間、西台中央通りに沿った谷筋を西台交差点付近から南向きにたどってみる。
西台交差点脇にある功泉湯からスタート。水路敷は銭湯の西側に見える砂利道のところにある。
このページの写真は2018/11/11撮影。
先頭東側の砂利道。かなり幅が広いが、ここが水路敷と思われる。
銭湯の南側に回ってみると、上流はいきなり人一人通るのがギリギリな細道になっていた。
細道を抜けると、少し広がった谷間に住宅が並んでいる場所に出た。水路敷は突き当りの住宅のところで塞がれていて進むことは出来ない。
西台中央通りから谷を見る。谷の向こうには丘陵部があり、かなり深いV字谷になっているのがわかる。
駐車場の下流側にも、水路敷ではないかと思われる閉鎖された空間が残っていた。
駐車場の南側、上流側は大きな民家の敷地になっているが、よく見ると民家の敷地内に水路敷が残っている。
東京都下水道台帳でも、この部分は下水道として登録されているのが確認できる。
大きく南側に回り込んで下流方向を見たところ。谷が徐々に上っていくところに水路敷が復活している。
西側から水路敷の上流端あたりを見たところ。ここから南にまだ谷はあるが、住宅地になっていて水路敷としてはたどれない。
西台中央通りに向かって東西から迫ってきた丘陵部をつなぐ西台陸橋。
西台陸橋の西側。三方から谷頭が集まってくるあたりに馬頭観世音が祀られている。
最後に、下流へ戻る西台中央通りの道すがらに見つけた廃店舗。かろうじて「生蕎麦」と食料品店の看板が読める。屋号が同じなので、経営者が同じだったのだろうか。