貫井川(NTT西練馬ビル〜環八南田中)
富士見台二丁目に向かう支流と別れ、本流とされる流れは北へ上っていく。この先しばらくは、ほとんどが貫井三丁目と四丁目の境となっている。
ここからの写真は2014/12/27撮影。
すぐに水路敷は道路を左折。車道よりも水路敷の歩道の方が幅広い道となる。
練馬区名物の水色ペイントはないが、歩道部分だけが明らかに水路敷となって抜けていく。
五叉路を渡り、水路敷はさらに細身に。ここにはグレーチングがある。
クネクネの先で、水色ペイントと出会う。このさき1ブロックだけ、貫井三丁目が右側の道にはみ出しているのはなぜだろうか。
細い路地との交差点に手書きで「止レ」。「マ」はないが、停止線も描いてある。
このあたり前後に水路敷を渡る道路がないので、交通量(人か自転車だろうが)が多いのかもしれない。出会い頭に要注意で進もう。
ここから水路敷は徐々に西に向けて左カーブとなる。両側の土地とはそれなりに段差があるようだ。
その先1ブロックは車道と合流し、水路敷部分がインターロッキング舗装となっている。
すぐにまた細道に逆戻り。このあたりからは西南西に進路を取っている。
その先、地図では道路がないが、練馬富士見台三丁目第3アパートの敷地内に水路敷が突っ込んでいく。
水路敷だけがアスファルト舗装されている。写真右側に写っている車の前で、水路敷はアパート内の車道に合流。
ここで貫井川は環状八号線と出会う。ここでは、インターロッキング舗装されていない方が水路敷。
その水路敷は環八に飲み込まれてしまうが、正面の2棟のマンションの間に続きがあるので、ここで環八を渡るとする。
環状八号線を西側に渡った先に、貫井川の水路敷が続いている。
左側のマンションは環八によって対岸から切り離された飛び地のような場所に建っている。ただし、住所としては水路敷を挟んだ向かい側の方に統合されているようだ。
あっという間にふたたび環八に戻った。もう一度環八を越えて、対岸側の水路敷をたどっていく。
ちょうど水路敷があったあたりの場所で環八をまたぐ富士見台人道橋を渡っていく。
渡った先にあった謎の構造物は、実は環八トンネルの非常口。
水路敷はここでいったん環八と別れ、西武池袋線に向かっていく。環八で中途半端に切り出された写真右側の三角州状態の空き地は、空中写真を見ていくと畑、団地、森、空き地と変遷していっているようだ。
都営練馬富士見台三丁目アパートの脇では、おなじみのペイントが姿を見せる。
最後にインターロッキング舗装が現れ、西武池袋線の高架下へ潜り込んでいく。
さて、ここからは
今回のコース後半。西武池袋線を越え、もう一度環状八号線に出会うまで。地図でもわかるようにまわりに他の水路がない高台を貫井川が流れており、かつては一面の畑が広がっていた思われる場所を抜けていく。
途中までは富士見台二丁目と南田中三丁目の境になっている。
西武池袋線の南側。どこに水路が抜けているのか探しあぐねていたのだが、よく見てみると写真正面の店舗の間が蓋暗渠になっているではないか。練馬区内では、この手の蓋暗渠はわりと珍しい。
人通りがある場所でもないので、すっかり店舗の物置スペースとして活用されているようではある。
蓋暗渠の反対側はしばらく歩道となっているが、石神井東小学校の正門前でいきなりコンクリ舗装の橋のような跡が残っている場所がある。写真は上流側から見たところ。奥に欄干のような構造物もある。
それにしても、ずいぶん幅の広い橋だ。
途中、車道だけ左に曲がってしまい水路敷は真っ直ぐ抜けていく。その先では、今度は右から来た車道と合流する。
さらに歩道を進んで行くと、途中で左側に水路敷らしき未舗装の脇道と出会う。
また歩道部分だけ水路敷になって向こうへ抜けていく。
その先はきれいに植え込みが整備された場所を抜けて、また狭い水路敷に。
右の道はすぐそこで環八が出てしまうが、左の水路敷を進む。
1ブロック進んだ先は、いかにも水路敷然とした薄暗い空間に。
しばらく進むとサミットストアの裏側で環八南田中交差点に突き当たって、今回の探索は終了。
この先水路敷は環八と笹目通りの向こうへ続いている。