少し旧早稲田通りを戻って、藪になっていた水路敷の北側に回ってみる。
こちら側はまったくの藪になっていて、中を伺うことは出来ない。
そのすぐ近くには、すっかり錆びついた交通安全の看板が…
旧早稲田通りの北側、崖に沿って行き止まりの道があるが、公園の入り口に青面金剛庚申塔が立っていた。
元禄11年(1698年)造立の銘があった。かつてはこちらが街道筋だったのだろうか。
旧早稲田通りを上流側から見る。
写真右側の歩道が水路敷と思われる。庚申塔はコンビニ裏側の道路の先、木立のあたりにある。
上の写真から上流側を振り返ったところに、左へ石神井川に向かって合流する水路敷がある。
この先、水路敷は見当たらず、旧早稲田通りに沿って水路が進んでいくようだ。
古い空中写真では、水路敷は左のアパート裏に通っていたようにも見えるが、痕跡は残っていない。
再び少し手前に戻って、石神井川では茜歩道橋の下流側にL字形の水路敷が残っている。写真奥のあたりは、かつての石神井川本流の跡だった場所にあたる。
ここからの写真は2013/10/12撮影。
茜歩道橋側から水路敷の出口。ここから上流側の痕跡はないようだ。
さきほどの水路敷から茜歩道橋よりに、封鎖された階段があった。フェンスの向こうに微妙な空間があるが、これも水路敷だったのだろうか。