八幡山1号~2号踏切
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八幡山駅から芦花公園駅までを見る。
環状八号線ができる前の八幡山駅周辺は烏山川の支流を中心に農地が広がっていた場所で、環八東側にはもともと踏切はなかった。
八幡山駅西側にある高架下の通路も、高架ができてから作られたものだ。
ここからの写真は2022/2/12撮影。
環状八号線の京王線陸橋。環八の開通に伴って、京王線では最も早い昭和45年(1970年)に八幡山駅の前後が高架化されている。南側の小田急陸橋は昭和46年(1971年)完成でほぼ同じ時期だが、一番南の京浜急行では平成22年(2010年)まで踏切が残っていた。
環八西側にかつて八幡山1号踏切があった。現在は立体交差になっている。
旧八幡山1号踏切の西側には、芦花公園駅手前の八幡山2号踏切まで踏切はなかったのだが、現在は途中に一か所線路をくぐる通路がある。しかし、このあたりでは写真手前の電留線の奥に見える本線は芦花公園に向かって高度を下げている途中にあるので、くぐるにしてもかなり高さが制限されていると思うのだが…
細道の先にあったのは、高架アプローチの下をくぐるトンネルだった。
北側から見たところ。車両通行止めのため高制限の標識はないが、高さはおそらく1.7~1.8m程度しかなく、自転車に乗ったまま通過するのは難しい。普通に立ったまま歩いて入っていっても、背の高い人なら天井に頭をぶつけるような狭さだ。
1日2本しかバスが来ない芦花公園駅前バス停越しに八幡山2号踏切を見る。昔は成城学園前駅北口と下本宿を結ぶ路線で、もっと便数もあったような気もするのだが。下本宿折返場は東八道路工事に伴い平成20年(2008年)に廃止されたという。
改めて八幡山2号踏切を見る。片側一車線ギリギリの千歳通りが線路をまたいでいるが、環八の迂回路としてそこそこ車両の通行量も多く、踏切がカーブの途中にあるため凸凹の渡り部分をゆっくりと自動車が渡っていく様子が見られる。