池ノ上1号~下北沢2号踏切
OpenStreetMapで
池ノ上駅から新代田駅を見る。
間にある下北沢駅は東側を流れる森厳寺(しんがんじ)川と、西側をながれる「だいだらぽっち川」に挟まれて井の頭線の北側から台地が突き出したような地形になっており、谷間の部分は高架で越えているため踏切の数が少なめになっている。
池ノ上駅西側を通る池ノ上1号踏切。池ノ上という地名は荏原郡下北沢村の字名で、駅の南側に南北に細長い池があったことに由来する地名というが池があった位置はよくわからない(森厳寺川ではなく、東の代田村飛地にある字溝ヶ谷=みぞがや=のあたりかもしれない)。
ここからの写真は2024/1/19撮影。
1号踏切のすぐ西側、やや斜めに渡る池ノ上2号踏切を北側から見たところ。南側は森厳寺川へ降りていく谷筋がある。
さらに進んで池ノ上3号踏切から池ノ上駅方向を見る。3つの踏切は距離が近く、ここからでも池ノ上駅の橋上駅舎がよく見える。
下北沢駅に向かって坂を下りていく途中、線路南側に伸びる森厳寺川の水路敷を見つけた。
線路北側の水路敷は自転車等駐車場として利用されている。
森厳寺川の谷に下りて井の頭線を見上げる。地上3階あたりを通っており、かなり深い谷であることがわかる。
井の頭線の下北沢駅南側から踏切跡を見る。突き当たりの工事用仮囲いあたりを線路向きに渡っていたと思われる。
ここからの写真は2024/5/25撮影。
下北沢駅西側の下北沢1号踏切。前後に車両が通れる道路がないため車両の通行量が多い上に、地下道があるにもかかわらず人通りも多い。
踏切は水路跡の道路から坂道を上っていった場所にあり、水路跡は線路の下だけ開渠として残っている。
ここは森厳寺川の支流で「だいだらぼっち川」または「だいだらぼっちの川」と呼ばれており、代田という地名の由来ともなったダイタ坊(だいだらぼっち)という巨人の伝説による名前で線路北側にある川の上流端あたりを巨人の足跡と見立てたのだという。