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明大前1号~4号踏切
地図
OpenStreetMapで明大前駅から下高井戸駅までを見る。
京王線では珍しく、現時点ではこの間の踏切はすべて現存している。
明大前駅
明大前駅は現在井の頭線が走っている場所を流れていた北沢川支流の谷頭にある。2006年まで井の頭線の下りホームには湧水を溜めた「無事湖」という人工の池があったそうだ。
ここからの写真は2022/2/5撮影。
水管橋
明大前といえば、井の頭線がもともと複々線で計画されていたという話は結構知られている。駅から少し北、甲州街道の北側には、井の頭線が開通した際に玉川上水の下を通ることになるため作られた水管橋があり、井の頭線が通っている左側だけでなく、右側にも将来線路を通せるように橋脚が造られていたのを見ることができる。
立入禁止
水管橋の南側が渡れるように見えたので西側から向かって見たのだが、立ち入り禁止になっていた。
通路
フェンス越しに通路になっている部分を覗いてみた。放置されているが、自動車が十分通れるくらいの幅がある。
明1
明大前1号踏切の西側から明大前駅を見る。
明2
明大前2号踏切。
工事
明大前2号踏切西側では、連続立体化工事が進められていた。
明3
南側に工事用地が大きく広がる明大前3号踏切。
明4
明大前4号踏切。
地図その2
と、ここまでで終わりと思っていたのだが、下高井戸駅構内にかつて踏切だった場所があるらしい。
昭和22年
国土地理院Webサイトで昭和22年空中写真(米軍撮影)を見ると、実際には明大前4号踏切の東西と、下高井戸駅構内に踏切があるように見える。
明大前4号踏切の西側にあった踏切は旧明大前4号踏切と思われ、下高井戸駅の10両編成対応の際に東寄りに移設されたものと思われる。このあたりは、機会を改めて見に行ってみようと思う。
旧踏切
というわけで改めて明大前4号踏切から新宿方向を見たところ。旧踏切は写真左で柵の形が左右と違うあたりにあったようだ。踏切があったであろう場所をピンク色に塗ってみた。
この踏切は番号が着く前に廃止されていたらしい。
ここからの写真は2022/3/5撮影。
旧明4
明大前4号踏切の西側、千歳烏山駅の先端部分にある行き止まりが旧明大前4号踏切。ホームの延伸に伴って東側の現在地に移設されたもので、線路の向こう(南側)から来る自動車は不自然な大回りをさせられている。
明5
道路が斜めにホームに突き当たる場所に「しもたかサブナード」という地下道が設置されているが、ここがかつて踏切だったという。明大前5号踏切ということになる。
松原4号踏切
南側は東急世田谷線の松原4号踏切の向こうに入口がある。かつては京王線の踏切が並んでいたということになる。
304F
下高井戸を出発し松原4号踏切を渡る304F。
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