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桜上水1号~5号踏切

OpenStreetMapで桜上水駅から上北沢駅までを見る。
桜上水にはかつて工場と検車区があったが、現在はいずれも廃止され電留線のみが残る。
桜上水にはかつて工場と検車区があったが、現在はいずれも廃止され電留線のみが残る。

桜上水工場と検車区の跡地を西側から見たところ。奥には桜上水駅が見える。1983年に工場が閉鎖された後、跡地は1986年から2013年まで住宅展示場として利用されていた(一般財団法人プレハブ建築協会発行「展示会分科会のあゆみ」より)が、現在は広大な空き地が広がっている。
ここからの写真は2022/1/15撮影。

空き地北側の道路から甲州街道に向かって細い水路敷があった。写真奥で行き止まりになっており、実際には甲州街道まで出ることは出来ない。

桜上水1号踏切があったと思われる場所は、京王不動産が管理する駐車場になっていた。

桜上水2号踏切は電留線の西側にあったと思われる。

現役の桜上水3号踏切は車両通行止め。桜上水駅東側の下高井戸5号踏切から、上北沢駅東側の桜上水5号踏切まで、自動車が通行できる踏切はない。

桜上水4号踏切は、3号踏切のすぐ西側にある行き止まりの道にあったらしい。北側からみたところ。

線路の南側から見たところ。旧踏切のところだけ手前に出っ張っているように見える。

上北沢駅東側の桜上水5号踏切。なんということのない踏切だが、上北沢駅のホームすぐ西側にある踏切はなぜか上北沢2号踏切となっていて、1号が見当たらない。

国土地理院Webサイトから昭和22年空中写真(米軍撮影)を見ると、上北沢の駅が踏切を挟んで上り線が西側、下り線が東側にホームを置いているのがわかる。

したがって、実は桜上水5号踏切がもとは上北沢1号踏切だったのではないだろうか。写真奥の機器があるところに下りホームがあったと思われる。
もっとも、1994年まで残っていた構内踏切のほうが上北沢1号踏切だった可能性もある。
この写真のみ2022/2/12撮影。
もっとも、1994年まで残っていた構内踏切のほうが上北沢1号踏切だった可能性もある。
この写真のみ2022/2/12撮影。