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下北沢1号~5号踏切
OSM
OpenStreetMapで下北沢駅〜世田谷代田駅間を見る。
2013年に地下化される以前にすでに下北沢1、4、5号踏切の3つは廃止されていた。
全国Q地図
全国Q地図の東京都3千分の1地図で見たところ。左側が1965〜1966年、右側が1968年の図だが、このころはまだ全ての踏切が揃っている。1969〜1970年の地図では下北沢駅のホーム延伸により下北沢1号踏切が廃止され跨線橋になっていた。
下1
下北沢1号踏切の跡は南側から見ると地下駅の上にあるショッピングモール(シモキタ エキウエ)に突き当たった形になっている。北側は台地側にあるので現在はそのままショッピングモールに入る形になり、元の踏切へのアプローチは残っていない。
このページの写真はすべて2024/5/25撮影。
下2
下北沢2号踏切は世田谷代田方向へ向かって現在遊歩道となっている線路跡を進み、「だいだらぼっち川」の谷が開ける場所にある。
踏切地蔵尊
踏切の南側脇には踏切地蔵尊が祀られている。昭和11年(1936年)の造立といい、小田急小田原線開通後に連続して起きた踏切事故の犠牲者を供養するために建てられたもの。地元には地蔵尊が安置されて以降は事故がなくなったという話が伝わっているそうだ。
雨庭広場
下北沢2号踏切と3号踏切の間には、線路跡となった「だいだらぼっち川」の谷を生かして作られたシモキタ雨庭広場が広がっている。小田急は写真左側を走っていた。
下3
下北沢3号踏切を遊歩道の世田谷代田寄りから見る。交差する道路は鎌倉通りと呼ばれており、踏切北側で降りながら大きく右にカーブし、井の頭線の下北沢1号踏切へ向かっていた。
BONUS TRACK
世田谷代田寄りの遊歩道には、「BONUS TRACK」というショッピングとイベントのスペースがある。 。
下4
BONUS TRACKの西側、車止めのある細い路地が下北沢4号踏切跡。おそらく現役の頃も車両通行止めであったと思われる。
下5
下北沢5号踏切跡は遊歩道の間を抜ける小道がそれのようだ。
by Natrium