沼袋1号~4号踏切
国土地理院Webサイトから
昭和22年の空中写真(米軍撮影)を見る。
沼袋2号踏切の位置が現在と異なっている。また、2号踏切の西側に、もうひとつ踏切があるようだ。
沼袋駅前の沼袋1号踏切。踏切の向こうに見える南口は開業当初にはなく、1999年になってから設置された。
北口前にバス停があるが、道路が南向き一方通行のため、北向きはかなり東にある中野通りで西武新宿線を渡っている。
このページの写真はいずれも2011/9/25撮影。
北側は踏切の跡地に民家と商店が建ってしまっており、痕跡も残っていない。
沼袋2号踏切の北西側に人がひとりやっと通れる幅の側道がある。境界標が住宅側にあるので、側道は鉄道敷に作られているようだ。
側道が線路から離れるところが、昭和22年の空中写真では踏切となっていた場所。
全国Q地図の
東京都3千分の1地図では、1965〜1966年版まで踏切が描かれている。
沼袋2号から3号の間はかなり距離がある。
途中、一見踏切らしい部分があるが、昭和22年には南側に道路がなく、踏切ではなかったようだ。
上の写真のさらに西側にも同じように南側に道がなかった場所がある。
再び国土地理院Webサイトから
昭和22年の空中写真(米軍撮影)で沼袋3号踏切から野方駅まで。
まだ環状7号線はできておらず、沼袋4号踏切の西側、野方駅までに3ヶ所の踏切があるようだ。
沼袋4号踏切。南北どちらの道も東向きの一方通行になっていて、西に行くには遠回りをしなければならない。
この踏切は、計画中の中井~野方間連続立体化(地下化)工事が完成すると、地下からの出口付近になるため自動車道が廃止される予定になっている。
昭和22年の空中写真では、このあたりに踏切があったはずなのだが、南側は商店になっており、まったく痕跡はない。
両側を古い建物に挟まれた白いビルのところが、地図では踏切に見える場所。
その西側、こちらは南側に対になる道路があり、空中写真にあった場所がそのまま踏切跡に見える。
野方駅の下を環七がくぐっている場所。
かつてはこの場所に踏切があり、昭和39年(1964年)の環七開通までは、沼袋5号踏切だったかもしれない(環七工事中は、踏切は少し東寄りにあったらしい)。