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洗足池1号~石川台3号踏切
地図
OpenStreetMapで洗足池駅から雪が谷大塚間を見る。
石川台駅は呑川に下りていく高台の縁に位置しており、東側は切り通し、西側は築堤になっている。
洗足池駅
洗足流れを跨いでいる洗足池駅は高架になっている。
ここからの写真は2026/3/21撮影。
洗足池
洗足池北側に広がる洗足池。
周辺の湧水を集めて堰き止めた人工の池で、日蓮聖人が病気療養のため常陸へ向かう途中に立ち寄り、手足を洗ったことから「千束の大池」が洗足池と呼ばれるようになったという。
池月橋
池西側にある三連太鼓橋の池月橋と、左右に見える神社。
名馬池月之像
小高いところに建つ名馬池月之像。池月は源頼朝が当地に陣を張った時に現れた馬で、池に映る月影のような青毛(黒)に白い斑点のある馬体としていたことから池月と名付けられたという。
池月橋左(西)側にある千束八幡神社(洗足池八幡宮)は貞観2年(880年)に宇佐八幡から分霊したとされ、頼朝が諸将を待って鎌倉に向かったことから旗揚げ八幡とも呼ばれている。
池月橋右(東)に見えるのは洗足池弁財天(厳島神社)で、池の中に没していたところ多くの人の夢枕に立ち引き上げてほしいと告げたことから昭和9年(1934年)に社殿が造営されたという。
洗足軒跡
池の東側には勝海舟が晩年を過ごした別邸、洗足軒の跡がある。近くには勝海舟の墓所も残されている。
洗足池1号踏切
さて、池上線に戻って洗足池1号踏切へ。
切り通し
洗足池1号踏切の西側は高台になっているが、池上線はお構いなしに切り通しでその間を通り抜けていく。
急坂
高台の西側は呑川に向かって下っていく急な坂道。
石川台駅
坂の途中、池上線の線路と高さが同じになったところに洗足池2号踏切と石川台駅がある。
石川はこのあたりでの呑川の古い呼び名で、開業時は石川駅だったそうだ(昭和3年に改称)。
築堤
池上線は石川台駅から築堤で呑川を越えているため、呑川右岸の高台にある石川台1号踏切までは立体交差になっている。
ここからの写真は2026/2/22撮影。
石川台1号踏切
高台の上にあるのが石川台1号踏切。
初代雪ヶ谷駅
踏切の南側に変電所があるが、このあたりに初代の雪ヶ谷駅があった。蒲田側から延伸してきた池上線(池上電気鉄道)は大正12年(1923年)に雪ヶ谷駅まで開業し、昭和2年(1927年)に桐ヶ谷まで延伸されるまではここが終点だった。
昭和3年(1928年)の新奥沢線開業に合わせて蒲田寄りに駅を移設している。
石川台2号踏切
青年館通りが渡る石川台2号踏切。
石川台3号踏切
次の石川台3号踏切。
二代目雪ヶ谷駅
石川台3号踏切から雪が谷大塚駅方向を見たところ。
踏切脇に昭和3年(1928年)に移設された二台目の雪ヶ谷駅があり、写真右側に向かって新奥沢線が分岐していた。
新奥沢線については、機会を改めて痕跡を探しに行ってみよう。
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