Natrium.jp
妙蓮寺1号~白楽2号踏切
地図その1
OpenStreetMapで妙蓮寺駅周辺を見る。
妙蓮寺駅南側の商店街には廃止された踏切が2ヶ所あり、白楽駅手前にも踏切跡があるので、今回はそこも含めて見ていこう。
菊名池公園
妙正寺駅の北にある菊名池。現在は北側部分が池のある公園、道路を挟んで南側は市民プールとなっているが、かつてはひとつの大きな池だった。
菊名池を水源として北へ向かう用水路は大豆戸(まめど)村の農業用水として活用されていた。
ここからの写真は2026/5/5撮影。
河骨
菊名池にはスイレン科の水草であるコウホネ(河骨)が群生している。夏になると黄色い花を咲かせるそうだ。
菊名橋
菊名橋交差点から水道道(すいどうみち)を東側の東横線方向に見たところ。東横線は架道橋で水道道を越えており、ここに踏切はない。
水道道は字の通り横浜市の水道用水路の暗渠が通っている水道道路で市内には複数あるそうだが、この水道道は横浜市主要地方道85号鶴見駅三ツ沢線として昭和9年(1934年)に水道管が敷設されたという。
この水道道によって菊名池は南北に分断されることになった。
市民プール
水道道南側の市民プールにはまだ水が張られていなかった。
菊名池弁財天
市民プール南側にある菊名池弁財天。湧水があったところに祀られていたものだろう。
妙蓮寺1号踏切
妙蓮寺駅前、というよりは妙蓮寺の門前にある妙蓮寺1号踏切。
日蓮宗の寺院で元は妙仙寺といい東神奈川駅付近にあったが、明治41年(1908年)横浜鉄道臨港線(現在の横浜線)の引込線敷設に伴い当地にあった蓮光寺と合併して妙蓮寺となったという。
妙蓮寺2号踏切
妙蓮寺2号踏切はそのすぐ南側にある。北側の1号踏切が西向き一方通行、こちらの2号が東向き一方通行になっているためどちらも廃止することはできないようだ。
旧妙蓮寺3号踏切
妙蓮寺駅西側を通る旧綱島街道を南へ向かうと、商店街の東側に赤く舗装された空間がある。
横浜市三千分一地形図画像(昭和初期)「菊名」(横浜市復興局, 1947)を見ると写真奥の突き当たりに旧妙蓮寺3号踏切があり、線路東側の住宅への入口となっていたらしい。
旧妙蓮寺4号踏切
続いて商店街を抜けたところでマンション脇を線路に向かって突き当たりとなる道に旧妙蓮寺4号踏切があった。
ここも線路東側の住宅に向かうための踏切で、当時は北側は南北の道とつながっていなかった。
仲手原広場公園
仲手原広場公園の脇に架道橋があるが、ここは古くから架道橋であったらしい。
妙蓮寺駅付近は分水嶺になっていて、こちら側は菊名池には流れず南へ向かう流れになっている。
妙蓮寺3号踏切
次にあるのは妙蓮寺3号踏切(旧5号踏切)。
狭い踏切だが高齢者の通行が多く、国土交通省から「改良すべき踏切道」として指定されているものの今のところ有効な対応策は決まっていないようだ。
妙蓮寺4号踏切
次も狭い妙蓮寺4号踏切(旧6号踏切)。
蒸気機関車
踏切の標識は褪色してほとんど見えないが、電車ではなく蒸気機関車が描かれている。
妙蓮寺5号踏切
旧綱島街道(写真奥)から分かれて斜めに線路を渡る妙蓮寺5号踏切(旧7号踏切)。
妙蓮寺6号踏切
インドアテニスコートの前にある妙蓮寺6号踏切(旧8号踏切)は大型車通行止めになっている。
白幡池公園
妙蓮寺6号踏切から西に向かうとすぐに白幡(しらはた)池公園がある。こちらは水面に蓮(ハス)が群生しており、すでに花も咲いていた。
地図その2
OpenStreetMapで妙蓮寺6号踏切から白楽2号踏切を見る。
横浜市三千分一地形図画像(昭和初期)「白幡」(横浜市復興局, 1943)には、妙蓮寺6号踏切と白楽駅の間に二つの踏切が描かれている。
踏切跡その1
妙蓮寺6号踏切西側にあったはずの踏切跡は、地図上でその位置に行ってみても何も残っていない。
写真手前のマンホールあたりから、写真中央奥のアパート左側の空間あたりに踏切が渡っていたのではないかと推測される。
ここからの写真は2026/5/23撮影。
踏切跡その2
白楽駅手前にある踏切跡は白楽駅のホームに南側から道路が突き当たる位置にある。
白楽1号踏切
白楽駅南側にある白楽1号踏切。
白楽駅も分水嶺にあり、北側の白幡池は仲手原と同じく東の入江川へ、南側は滝の川(たきのがわ)に向かって流れている。
ここからの写真は2026/5/5撮影。
白楽2号踏切
東横線最後の踏切になる白楽2号踏切は神奈川県道12号横浜上麻生道路から東に向かったところにある。東側には白幡町の高台が見える。
東横線はこの先東白楽駅南側で地下に潜り横浜駅へ向かうが、以前は切り通しと高架線であったため元々踏切はなかった。
by Natrium