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エンガ掘と周辺の水路敷群(要町通り〜千川通り)その5
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蓋暗渠
西側の水路敷は、道路を挟んで南側にも蓋暗渠として続いているが、民家の裏庭に入ってしまうようで通り抜けはできない。
植え込み
東側の水路敷に戻って進む。少し行くと右側に民家の植え込みがある場所に出る。
交差点
再び直行する道と出会ったので、西側の水路敷を探しに行ってみよう。
蓋
北側は民家の敷地に巻き込まれる形になっているが、蓋暗渠の続きであることが分かる。
藪
南側は柵で遮られた藪となっていた。
細道
東側に戻って進む。徐々に水路敷は細くなって行くが、それなりに人通りのある道として利用されているようだ。
造園
西側は造園業者の店舗前の道となっていて、蓋暗渠は残っていない。
児童公園
東側の水路敷を、崖上の児童公園を眺めながら進むと。
柵
西武池袋線の柵が見えてくる。
西武池袋線
崖上がわから見たところ。線路北側の水路敷はここで終わっており、ここで線路の向こう側に渡っていたらしい。
西側の水路敷は、ブルーマップで見たところではもう少し江古田よりで斜めに線路をくぐり、南側で合流していたようだ。
線路の向こう側はかつては空き地だったのだが、フェンスで囲われてしまった。
古地図では、もともとの谷は写真左へ西武池袋線に沿って東長崎3号踏切に向かっており、踏切北側で千川上水から分水していた可能性もある。
踏切
線路脇を東長崎3号踏切へ向かう。たしかに周辺よりも低い位置に道があり、千川上水に階段で上って行くあたりがいかにも分水らしい雰囲気を醸し出しているが、ここは千川上水とは立体交差(写真の水路が上水の下をくぐる)していた悪水吐(長崎悪水吐)だという。
この写真は2017/7/18撮影。
開渠
千川通りの東側に悪水吐の上流部分が開渠で残っているというので改めて見に行ってきた。西武池袋線の東長崎2号踏切跡から、線路北側に沿って千川上水へ開渠が見える。
この写真は2024/6/1撮影。
南側
東長崎3号踏切を渡って南側。東西二つの水路敷が合流しているあたりを上流側から見る。
フェンスで囲われた手前に微妙な空閑があり、そこが水路敷なのだろう。
南へ
斜めに進んだあと、水路敷は一気に南の千川上水へ直進して行く。
狭
途中道幅が狭くなったりしながら。
千川通りへ
いよいよ千川通りが見えて来た。
分水口
千川上水からの分水口に到着。
千川通り
千川通りを東長崎方向に見る。左の自転車がある場所が分水口。

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