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前谷津川周辺の谷戸と水路敷(蓮根川上流・若木の谷)その2
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階段付き路地
続いては、蓮根川右岸側の谷筋を見ていこう。西台公園よりも少し下流寄りに東向きに食い込んでいる谷筋がある。
環状八号線からは、北側(下流寄り)と南側(上流寄り)に二本の細い路地を見つけることができる。写真は北側の路地、奥では道路に向かって階段でつながっている。
ここからの写真は2019/1/1撮影。
南側
南側の細道は階段ではなくスロープで道路とつながっている。
北側路地を抜けたところ、崖地を使った公園があった。写真右側(東)へ向かって谷が伸びている。
上り坂
谷底に道はないが、南側斜面の脇に谷を上っていく道がある。
谷筋
途中で北側の斜面が道路に迫ってくるので、写真の先は道路が谷筋と言って差し支えないだろう。
谷頭
この辺りが地形図上の谷頭になっている。この先は坂道が崖を上っていく形となる。
水路敷
さて、ふたたび環状八号線まで戻って蓮根川上流を目指す。西台公園の向かい側、環状八号線東側には、水路敷が残されている。
ここからの写真は2018/11/23撮影。
ジグザグ
水路敷は家々の隙間をジグザグに進んでいく。
道路へ
徐々に道幅が広くなり、いったん車道に出る。
若葉ゆめの園
崖をまたいで上下に広がる若葉ゆめの園の前に出た。写真正面奥が蓮根川上流になるが、写真左側(東)にも谷筋がある。かつてはそちらにも水路敷があったようだが、ゆめの園の敷地内になっている部分はよくわからない。
蓋暗渠
ゆめの園の東側に回り込んで見たところ。敷地の脇に蓋暗渠が残っていた。入っていけなくもなさそうだが、行き止まりになっているし、民家の裏庭として使われているようなので遠慮しておくことにする。
谷頭へ
東向きの道路を見る。谷頭は写真奥の突き当たりの向こう、防衛省官舎あたりにあるようだ。
児童遊園
後日この谷をさらに奥へ進んでみた。防衛省官舎よりさらに先に、谷底に向かって児童遊園が作られていた。
谷頭
前の写真奥の建物(保育園)の裏側にあるマンションの奥に本当の谷頭があった。崖に沿って地下駐車場に向かう坂道があるので、崖が強調されているように見える。
上り
あらためて蓮根川上流部へ。水路は一度環八から東へ離れていたが、また環八へ戻っていく。
昭和38年の空中写真では開渠は左側の道を流れているが、谷筋は右から降りてくるように見える。
この写真は2018/11/23撮影。
水路敷?
その環八から離れていた部分には、西台公園の向かい側から入っていく水路敷と並行して、もう一本斜めに入っていく細い道がある。環八の建設で分からなくなってしまっているが、支流だったのかもしれない。
この道はすぐ先で行き止まりになっている。
この写真は2019/1/1撮影。
謎の階段
行き止まりの反対側は窪地になっているのだが、その南側になぜか細い道の間に階段が置かれている。階段の向こうは下り坂で、この場所に階段がある意味はよく分からない。
ここからの写真は2018/11/23撮影。
上流
階段を上って坂道を下ったところから上流方向を見る。右側の窪地の道は、反対側の行き止まり道へ向かっているようにみえる。写真左の草むらのあたりに階段があるのだが、上流側から見ると草に隠れてよくわからない。
環八
蓮根川はいったん環八へ戻ってきた。川筋は環八の東側にあるのだが、環八の西側にある崖が気になるので、そちらも見ておくことにする。

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