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石神井川周辺の水路敷群(谷原三之橋〜元締山の森緑地)その3
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高富士橋分流との合流
写真右側、高富士橋から来た分流との合流点。
水路敷はさらに西武池袋線の高架下へ向かう。
地図
ねりまっぷで西武池袋線の前後を見る。
高架
水路敷は西武池袋線の高架でいったん姿を見失う。
線路南側
高架をくぐり南側。写真左の妙に盛り上がった場所が水路のあった道。
練馬高野台駅南側
練馬高野台駅の南側に水路敷が続く。
抜け道
写真中央の柵があるところは、崖上から降りてくる坂の下にあたる場所。細い道だが抜け道になっており、結構交通量がある。
仮囲い?
そのまま進んでいくと、水路敷の上に何やら仮囲いが?
危険って…
近づいてみると、「危険なので道路脇を通ってください」って…ええっ?!
崖が倒壊でもしかかっているのかと思いきや、然にあらず。
オーバーハング
崖の上から何かがオーバーハングしているではないですか(驚)
どうやら崖の上の家がゴミ屋敷化しているようで、それが崖からはみ出しているらしい。
たしかにこれは下を通行するのは危険すぎる…
階段
危険地帯を抜けて進むと、水路敷は階段で行き止まりとなる。実際の水路は階段の右に向かって上っていたようだ。
長光寺橋緑地
階段の上には「長光寺橋緑地」がある。が、封鎖されていて入れない。
この長光寺橋緑地、笹目通りの旧道である長命寺道が石神井川を渡る長光寺橋(現在は笹目通りの橋名)の名前を取っている(川の北側には長光寺橋バス停と、長光寺橋公園がある)が、Googleなどの地図ではなぜか水路敷の北側にポイントされている。
ねりまっぷでは正しく南側に描かれているのだが。
で、この緑地、反対側の入り口は先ほどの危険地帯につながっていて、入ろうにも入れない状態なのだった。
元締山の森緑地
笹目通りを渡った西側にあるのが、元締山の森緑地。
下流を向いて、資材置場となっているのが水路敷と思われる。
ここでいったん今回の探索は終了。この先山下橋へ向かって水路敷が続くが、またの機会としよう。
谷原の庚申塔
最後に余談。
日本舞踊教室の角を東へ向かい坂を上がったところ、稲荷神社(須賀神社、御嶽神社)の向かい側に「谷原の庚申塔」と名付けられた青面金剛立像がある。
宝永6年(1709年)造立の刻印があり、崖上の道と、崖を下り長命寺へ向かう道はいずれも古くからの往来であったことがわかる。

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