鴨下米穀店の裏側から南へ向かう道。
妙に道幅が広いが、ここを田柄用水が流れていたらしい。
そのまま進むと都道24号(大泉通り・清戸道)に突き当たる。
突き当りにかつては福室漬物店があり、用水で大根などを洗っていたらしい。
大泉通りから石神井公園駅へ向かう細い路地。写真奥で道が広くなっているあたりまでが用水路で、福室漬物店に向かって曲がっていたらしい。
昭和34年(1959年)地理調査所発行1:10000「石神井」で大泉通り(清戸道)の南側から石神井一里塚まで。
ピアレスを奥に見る道路の屈曲点。
用水路は左の木の左(東側)を通っていたようだ。一方、右側の建物の裏には速水水車があったという。
水路はそのまま進み、光和公園のところで西に折れる。
(この写真から2012/5/12撮影。この写真は下流に向かって撮影)
光和公園の南側を水路が西へ進む。
公園の先で道は細くなり、水路敷の左右現れる謎の建物。
その先でようやく水路敷が復活。
謎の建物は、こちらでは荒れ放題。
うねうねと進む。
水路敷脇の怪しい隙間。上の写真右のちょっとしたでっぱりの部分から別れている。
ここもかつては水路だったのかもしれない。
道路の手間で南へ90°ターン。
奥の道路とはずいぶん段差がある。
水路は直進している未舗装路のほうだったようだ。
そのまま道は民家の敷地に突進するが、民家の裏庭に都のマンホールがあるので、そこが水路敷と思われる。
民家の裏を回り込んで道路に出てくる水路。写真の右側にはライフ石神井公園店がある。
(この写真は下流に向かって撮影)
かつてはこの歩道部分が水路だったのではないかと思われる。歩道の中央に不自然に立木があるのが気になる。
田柄用水はこのまま南へ向かい、西武池袋線を旧石神井公園2号踏切で越えて、石神井一里塚の脇で富士街道へ合流する。
富士街道脇に立つ石神井一里塚。
田柄用水は富士街道を田無からここまで流れてきて、右(北)へ向きを変える。
今回の探訪はここが終点となる。