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中村橋1号〜3号踏切
昭和38年
国土地理院Webサイトから昭和38年(1963年)空中写真(国土地理院撮影)を見ると、踏切が3つしかないのが分かるが、1号踏切の位置が現在の道路とは異なるようだ。
現在駅の下を含め、高架下で5ヶ所線路を渡る道路があるが、もともとの踏切は3つだった(うちひとつは私道とある)。
中1
中村橋1号踏切跡は練馬第三小学校の南側にある。しかし、左側に見える道は、昭和38年にはなかったわけだ。となれば、気になるのは右の道。
このページの写真はいずれも2011/6/18撮影。
※追記: 写真左側の道は、昭和54年の空中写真では踏切になっている。右の道にあった旧1号踏切がいったん廃止されたあと、高架化工事までの間に使われていたようで、連続立体化の資料などではこちらが中村橋1号踏切とされていた。(メールでご指摘いただきました。くぐるなあぶない でんしゃにちゅうい様ありがとうございます)
旧道
クリーニング店の右側の細い道。どうやらここがもともとの中村橋1号踏切へ向かう道だったようだ。
北側
旧道の北側から駅方向。昭和38年ごろは、この道路が線路に突き当たるあたりが中村橋1号踏切だったと思われる。
現在は、正面奥の電灯の向こうに、旧道どうしをつなぐ位置で駅の下を渡る道がある。
すり鉢
中村橋1号踏切跡から2号踏切へ向かう北側の道は、すり鉢状の谷になっている(→貫井川用水路のページを参照)。このあたり、南側には線路脇の道がない。
写真中央に見える線路をくぐる道路は、高架完成後にできた新しい道。
中2
その先、上の写真で奥に見える行き止まりを左に曲がったところが中村橋2号踏切跡。
写真は踏切を渡って南側から。ここは私道だったとされているが、現在は公道になっているようだ。
道路…ではない
今度は北側に道がないので、南側を進む。しかし、途中で道はこのような状態に、って、これはどう見ても私有地。
反対側から入ると途中まで区の標識があるので未舗装の部分だけが私道なようだが、いずれせよその先でも線路脇に道がないので、南側に迂回することになる。
中3
富士見台駅の東側にあるのが中村橋3号踏切跡。
スキマ
中村橋3号踏切から2号踏切へ北側からアプローチを探して戻る途中、空き地とマンションの間に見つけた妙な細道。
一見、この先に踏切がありそうだが…
行き止まり
進んでみると、線路端で行き止まりになっていた。区の標識があるので私有地ではないようだが、水路敷でもなさそうなこの隙間は何だろうか。
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