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白子川周辺の水路敷群(百々向川)その2
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階段上から
階段の上から白子川方向を振り返ると、見事なV字谷を一望できる。
とはいえ、この階段は地形としてはあまりに不自然だと思うのだが。
また下る
その答えは階段上の道路を渡った反対側にあった。なんど今度は一気に階段で谷底までご案内。
どうやら、ここは元の川筋を橋で越えるのではなく、谷を埋め立てて道路を通したということのようだ。
(追記)この看板では「すずむきがわ」と書かれているのだが、最初の「す」に濁点を書き足そうとした跡が…
谷底から
谷底から上を見る。埋め立てられた人工台地はそれなりの広さがあり、そこになります児童館とマンションが建てられている。
谷緑道
ダムのような人工台地を背に、緑道は再び谷底を進んでいく。
また階段
て、また階段。
また下る
そしてまた階段を下る。どうやら、谷の高低差がありすぎて、左右の台地を結ぶのに橋を架けるという選択肢にならなかったようだ。
スリバチの底
階段を下りて、成増駅方向を見る。前後左右を崖に囲まれたこの一角はまさにスリバチの底になっているが、ここにも住宅があり人が住んでいる。
スリバチ
三たび階段を上って振り返る。左の家並みが谷底で、細くて深い谷間がそこにはあった。
窪地
階段昇降はさすがに終わりで、その先は西友成増店というか成増アクト1裏の窪地が川筋だったと思われる。
西友成増店
西友成増店の駐車場入り口あたりが谷底になっているが、もともと百々向川はそのあたりから西友の中を通り抜けていたらしい。
成増駅北口
上の写真から反対側が成増駅北口。南口は台地の上にあるので、地下1階の川跡から地上3階の台地上まで、およそ10m内外の高低差があるのだろう。

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