Natrium.jp
田柄用水(笹目通り〜石神井一里塚)その2
←前のページ
地図その1
出発点から練馬清掃工場脇までを、昭和14年(1939年)大日本帝国陸地測量部発行の1:10000「石神井」で見る。
田柄用水は駐車場のところで南に90°ターンしていたようだ。
復活
建設中の補助230号線の脇にいきなり復活する水路敷。
振り返る
豊渓小学校方向を振り返ってみる。視線の先に前のページの駐車場があり、かつては水路がまっすぐ進んでいたのだろう。
道路脇
少し上流に進むと、水路敷は新設された道路脇の歩道になっている。
長久保道
区画整理地域は長久保道(交差点左右の道)にぶつかる地点で終了。再び、いかにもな水路敷が道路の右側に現れる。
水路敷はゆっくり西向きにターンしていく。
凹み
長久保道を西側から。上の写真の交差点よりも手前、右手の駐車場入り口付近のほうが地面が低くなっているようだ。
明治時代の流路は現在よりやや西側を流れていたとされており、凹んでいるあたりが流路だったのではないだろうか。
道路と別れる
水路左の道路は途中で行き止まりになってしまう(下流に向かって撮影)。
道路と水路敷に、結構な高低差があるのもわかる。
地蔵通り
道路と別れた水路敷は道幅を広げて、地蔵通りとの交差点に向かう(下流に向かって撮影)。
このあたり、パッと見23区内とは思えない農村風景が見られる。かつては、このような景色がどこまでも続いていたのだろう。
区画整理
地蔵通りを渡った西側は区画整理により昔の面影がまったく残っていない。
一応、写真中央を右から左に行くのが水路敷。
このあたりで写真左に向かって旧流路があったとされるが、まったくわからない。
南向き
地蔵通りを南向きに見る。
(この写真は2012/5/6撮影)
田柄用水はここからS字カーブになっていて、地蔵通りを3回横断することになる。
林?
区画整理地域を抜けると、水路敷はこんもりとした林の中で進んでいく。
ゆるゆる
林を抜けて水路敷はゆるゆると上流へ向かう。
丁字路
しばらく行くと、再び道路に出会う。このあたりの道路は昭和14年の地図にも書かれている場所。
左奥は田柄用水沿いに作られた土支田農業公園

by Natrium