次の御嶽橋(みたけばし)がかかる場所では、補助173号線の整備工事が行われている。
補助173号線を池袋方向に見る。板橋区側の中丸通りからこの補助173号線を進んで行くと、橋名の元にもなった池袋御嶽神社の横を通り、池袋二丁目交差点に至る。
御嶽橋の欄干風車止めを通り抜けてさらに南へ進んで行く。
カニ、というかサワガニか?
サワガニの先で東へ分岐している支流。細い水路敷だが、他と違ってここだけは補助173号線の西に沿ってかなりの長さで伸びている。
ここでいったん、この水路敷を遡って行くことにする。
谷端川支流の水路敷は蓋暗渠ではなく側溝が続いている細い道になっている。
ここからの写真は2017/11/4撮影。
道路と交差するところでは、コンクリート舗装が残っている。かつては、水路を橋が越えていた名残だろうか。
広くなったり、狭くなったりしながら、進路を徐々に南に向けて進んで行く。
すぐ西側に拡幅工事中の補助173号線が通っているため、あまり日常の通行に使われているようには見えない。
突然開けた場所に出た。前方に見えるのは豊島区立池袋図書館。
池袋図書館の前で、水路敷は補助173号線のすぐそばまで近づいている。拡幅でできた中途半端な空間は駐輪場として活用されているようだ。
補助173号線脇にある池袋御嶽神社。天正年間(1573〜1592年)に創建されたと伝わり、一説には武田家家臣団が落ち延びてきて祀ったとも言われる。
補助173号線はこの神社を避けて通っているのか大きく蛇行している。
水路敷と補助173号線がもっとも接近している場所を通過して行く。
当然ながら、段差があるのは左右に抜けている道路の方。
わずかに左右にくねりながら、さらに上流を目指す。
正面が突き当たりとなる場所に出た。
ここが上流端かと思いきや、実は水路敷はもう1ブロック続いている。
続きの水路敷は奥で行き止まりとなっていて、通り抜けることは出来ない。
反対側に回って見たところ。いかにも水路敷な未舗装空間がそこにはあった。ここから南側は一段高くなっていて水路の跡はないので、ここが上流端ということになるだろう。
おまけで補助173号線西側にあった稲荷神社の祠。