OpenStreetMapで芦花公園駅から千歳烏山駅までを見る。
駅名のもとになった蘆花恒春園は駅から1kmくらい南の環状八号線脇にあり、文豪・徳冨蘆花の旧宅を公園としたもの。駅名は蘆ではなく芦の字を使っている。

芦花公園駅北側には、ホームに沿って細い路地が続いている。
ここからの写真は2022/2/12撮影。

芦花公園駅西側にある道路のように見えるのは実は烏山川の水路敷。写真奥で京王線をくぐっているが、踏切があったわけではない。

だいぶ西側に進んだところにあるのが芦花公園1号踏切。

そのすぐ西側に、芦花公園2号踏切があったと思われる廃道が残っている。

芦花公園3号踏切。

芦花公園3号踏切の西側では、千歳烏山駅東口駅前広場整備計画に接続する補助216号線の建設が予定されている。

車両通行止めの芦花公園4号踏切を北側から見る。

踏切南側には、かつて「松の湯」という銭湯があり、入口にいい感じの松の木があったのだが、高架化と駅前広場用地になるため撤去されてしまった。
ここからの写真は2020/10/24撮影。

踏切の脱線防止ガードには、「1968」と読み取れる刻印があった。

南側から見たところ。踏切の脇には「一夫地蔵菩薩」と彫られた小さな地蔵尊が置かれている。
ここからの写真は2022/2/12撮影。

千歳烏山駅東側、えるもーる烏山メイン通りの芦花公園5号踏切。歩行者用には地下自由通路もあるのだが、ほとんどの人は踏切を渡るため歩行者、自転車、バイクで踏切は大混雑。写真には自動車は写っていないが、車両通行止めとなる平日15～19時、休日12～19時以外は自動車も踏切を通過するのだから大変だ。
千歳烏山駅は特急以下の全種別が停車する（2022/3/12ダイヤ改正までは準特急以下）ため踏切が閉まっている時間も長く、都内でも有数の開かずの踏切となっている。